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統一原理127のポイント 121
文芸復興に伴う宗教・政治における三次の革命に関して説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、「統一原理127のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第五章 メシヤ再降臨準備時代

120 文芸復興に伴う宗教・政治における三次の革命に関して簡潔に説明してください。(『原理講論』、530〜532ページ)

 カイン型であるヘレニズムの反中世的復古運動は、人本主義を引き起こし、これが、さらに第二次文芸復興思潮の啓蒙思想を起こし、さらに第三次文芸復興思潮といえる唯物史観を生み、共産主義思想を成熟させました。このようにサタンの側が天の摂理に先行していくに従って、宗教、政治、産業各方面においても三次の革命が引き続き生ずるようになりました。

 第一次文芸復興に続き、ルターを中心とする第一次宗教改革が起こり、第二次文芸復興に続いて、第二次宗教改革としてウェスレイ、フォックス、スウェーデンボルグらを中心とする新しい霊的運動が起こりました。ゆえに、第三次文芸復興に続いて、第三次宗教改革運動が起こることは歴史過程から見て、必至の事実といえます。事実、今日のキリスト教の現実は、その改革を切実に要求しているのです。

 政治的な面においては第一次文芸復興と、第一次宗教改革の影響により、中世封建社会は崩壊し、第二次文芸復興と第二次宗教改革によって、専制君主社会が崩壊して、第三次文芸復興による政治革命によって、共産主義が成立するに至っています。したがって、将来第三次宗教改革により、天の側の民主世界が理念的にサタンの側の共産世界を屈服させて、神を中心とする一つの地上天国に統一しなければなりません。

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 次回(7月18日)は、「復帰摂理から見た世界大戦の原因を説明してください」をお届けします。