ファミリーサポートコーチング講座

 「ファミリーサポートコーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第20回「神様を感じる」

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

 今回は、FS(ファミリーサポート)コーチングを受けた女性(50代)の感想をご紹介します。

愛したくてたまらない神様
 FSコーチングを通して、人間を創造され、愛したくてたまらない神様の愛を実感できるようになりました。

 FSコーチングは、まだ現実には起きていない夢や、なりたい自分の姿を潜在意識の中で実現させます。
 潜在意識は、私たちが通常感じることのできない意識です。私たちの考え・行動の全てに99%以上の影響を与えているといわれています。
 霊人体に通じる感性だと言えます。

感性を開発する
 FSコーチングでは、この潜在意識に働き掛ける質問として、心の色・形・感触・音・香りについて聞いていきます。
 感性の豊かな人は、すぐイメージして答えます。左脳を中心に生活している人はイメージが浮かびにくいことがあります。

 私が最初にセッションを受けた時はイメージできませんでした。
 私は貴いみ言(真の父母様の教え)に出合ったにもかかわらず、それを知的に頭でのみ理解していたこと、そして日常的に現実中心に左脳を使うことが多かったこと、霊的感性が磨かれていなかったことに気付きました。

 眠っていた感性がFSコーチングにより次第に開発され、心のイメージが浮かぶようになりました。そして神様が愛してくださる自分を承認することにより、心が解放され余裕が生まれて周りの人を理解しようとするようになりました。

 また、神様が人間のために準備してくださった美しい自然に感動する回数が増えていきました。毎朝、昇る太陽を見ると神様の愛とエネルギーを感じて感謝の心でスタートするのが最近の私です。

息子の充電期
 実は、FSコーチングを始めた頃、息子が大きな挫折をきっかけに引きこもっていました。息子は霊的に混乱し普通の常識では理解できない言動をするようになっていました。
 私は解決方法を求めてありとあらゆることを試しました。しかし私の力だけではどうにもならず、限界を感じて悩んでいました。

 その課題についてFSコーチングを受けた時、私と息子のいる小さな空間だけが強い土砂降りの雨が降っていて、青空の広がる野原の空間に一歩を踏み出せないイメージが湧きました。
 何度かコーチングを受け、私もコーチ体験を重ねました。その体験を通じて、息子を見つめる神様は、息子の本性を信じて決して諦めずに待っていらっしゃることを知りました。

 現実を前にすると、私の顕在意識は何度も諦めそうになりました。しかし潜在意識で“以前の元気な、何にでも挑戦する息子の姿”をイメージし、祈り瞑想(めいそう)し続けました。すると現実の息子もだんだんと自分を取り戻し始めました。

 今、息子はようやく将来に向き合い始めました。これからもさらに神様の愛する息子のたくましい姿をイメージし、信じて共に寄り添っていきたいと思っています。

神様の心情の通過体
 過去のトラウマ、現実の苦しみ不安を解放するFSコーチング、創造本性で生きる道を教えてくれるFSコーチングと出合えたことに心から感謝します。

●人は誰もが自分で見つけ出す力を持っている。
●人は誰もがパーフェクトな存在である。
●人は誰もが限りない可能性を持っている。

 このコーチングの基本を大切にする、神様が愛したくてたまらない一人一人に対して神様の心情の通過体として向き合う、クライアント本人が可能性に気付くサポートをする、どこまでも寄り添っていく、そのような認定コーチを目指して今後も学び成長していきたいと思います。
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 次回は、「脳の特性」をお伝えします。

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