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統一原理127のポイント 117
民主主義の原理的意義を説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、「統一原理127のポイント」を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第四章 摂理的同時性から見た復帰摂理時代と復帰摂理延長時代

116 民主主義の原理的意義を説明してください。(『原理講論』、503〜504ページ)

 民主主義は、主権を人民におくことにより、人民がその民意に従って、人民のため政治をする主義をいいます。その摂理的意義は、メシヤ王国を建設なさろうとする神のみ旨から離脱した君主主義の独裁(君主主義に侵入したサタンの独裁)を除去し、再臨のイエスを中心とする神の主権を民意によって復帰なさろうとする、最終的な摂理から生まれた主義です。

 人間は、歴史の流れに従って、復帰摂理の時代的な恩恵を受け、心霊が次第に明るくなり、摂理に対応する人間の本心は、結局、神が最終的な宗教として立てられるキリスト教を探し求めるようになります。したがって、歴史が終末に近づくほど、民意は次第にキリスト教的に流れ、民主政体も、キリスト教的に変移し、民意によって再臨主を迎えるようになるのです。

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 次回(6月20日)は、「宗教改革と文芸復興に関して、原理的に説明してください」をお届けします。