自叙伝書写のすゝめ 13

 「自叙伝書写について詳しく知りたい」というご要望にお応えし、自叙伝書写の意義や手順、書写の言葉を順番にご紹介してまいります。ぜひご活用ください。
 書写の言葉は自叙伝のページ順にご紹介します。今回ご紹介する言葉とご所属の家庭連合が現在使用している言葉が同じとは限りません。あらかじめご了承ください。

自叙伝書写の言葉
孝情の光は世界を照らす



【み言】
 「孝」は、東洋にだけある言葉です。……孝の深い意味を表現していることにはなりません。孝を義務としてのみ感じるのならば、心からにじみ出る思いで父母を敬うことはできないし、愛することもできません。孝は韓国の美しい伝統であり、生きていく上での根幹です。

(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』303ページ)

 父母のために自分は何をするか悩み抜き、その道を勇敢に進んでいく人が孝子です。そのような孝子は、常に侍(はべ)る精神を持って人々に接するので、どこに行っても歓迎を受け、必ずや志を果たします。自分ではなく、他のすべての人に侍る「孝情」は、だから偉大なのです。

(同307ページ)

 孝は、人間にとって何よりも重要な実践徳目であり、人生における永遠の柱です。親孝行は、父母が生きている時にしなければなりません。父母が旅立ってしまった後に、いくら親孝行するといってあがいても、遅いのです。今この瞬間がどれほど貴く、誇らしいかを知らなければなりません。このように崇高な価値を新たに発現させた孝情の光は、韓国から出発してアジアを越え、世界を照らす光として輝いています。

(同308ページ)

■書写の手順はコチラからご確認ください。

※用紙は、半紙または書写用紙を使用しましょう。

※詳細は最寄りの家庭連合にお問い合わせください。

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 次回は、「自叙伝書写の言葉⑫」をお届けします。