自叙伝書写のすゝめ 9

 「自叙伝書写について詳しく知りたい」というご要望にお応えし、自叙伝書写の意義や手順、書写の言葉を順番にご紹介してまいります。ぜひご活用ください。
 書写の言葉は自叙伝のページ順にご紹介します。今回ご紹介する言葉とご所属の家庭連合が現在使用している言葉が同じとは限りません。あらかじめご了承ください。

自叙伝書写の言葉⑦
幸せな家庭を築く上で最も大切な要素が真の愛です



【み言】
 「愛している」
 これは最も甘い言葉であり、あらゆる命が宿る時になくてはならない言葉でもあります。しかし一方で、原理を外れると、これは無責任な言葉にもなるのです。愛は人間にだけあるのではありません。神様は動物にも、愛と繁殖の権利をお与えになりました。ですから動物もつがいとなり、子供を産んで育てるのです。しかし動物には、オスとメスの間における責任はありません。一方、人間においては、愛の自由と共に、必ず責任が伴うのです。

 夫婦が愛の神聖さを信じ、責任を果たすとき、幸せが宿る家庭が築かれます。人はみな、真の愛によって真なる夫婦となり、子女を生んで真なる父母にならなければなりません。「家和万事成(いえわしてばんじなる)」という言葉は、昔も今も、変わることのない価値を教えてくれます。幸せな家庭を築く上で最も重要な要素が、真の愛です。それは、愛せないものまでも愛し、時に、自らの命までも喜んでなげうつことができる愛なのです。

(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』274ページ)

■書写の手順はコチラからご確認ください。

※用紙は、半紙または書写用紙を使用しましょう。

※詳細は最寄りの家庭連合にお問い合わせください。

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 次回は、「自叙伝書写の言葉⑧」をお届けします。