自叙伝書写のすゝめ 8

 「自叙伝書写について詳しく知りたい」というご要望にお応えし、自叙伝書写の意義や手順、書写の言葉を順番にご紹介してまいります。ぜひご活用ください。
 書写の言葉は自叙伝のページ順にご紹介します。今回ご紹介する言葉とご所属の家庭連合が現在使用している言葉が同じとは限りません。あらかじめご了承ください。

自叙伝書写の言葉⑥
真の愛は、絶望的な状況でも、希望と勇気を呼び起こす



【み言】
 希望、真の愛、真の友情などは、どんなに時間が経(た)っても変わらず、その価値は消えません。真の愛は最も絶望的な状況においても、希望と勇気を呼び起こします。しかし今日、人々は道徳心を失い、物質万能主義に陥って、苦しみあえいでいます。これらすべての痛みは、自分を捨て、他のために生きる真の愛によってのみ、治癒されるのです。

 私は毎朝、目を覚ますと、祈祷と瞑想(めいそう)で一日を始め、きょうは誰のために何をするかをじっくり考え、実践します。宗教的な教えや政治・社会改革も重要ですが、それだけで幸せな世界を築くことは難しいのです。寒さに震える隣人に一足の靴下を真心込めて履かせ、さらには全く見知らぬ人のために自らを完全に犠牲にしながらも、代価を求めず、与えて忘れてしまうのが真の愛です。

(韓鶴子総裁自叙伝『人類の涙をぬぐう平和の母』243~244ページ)

■書写の手順はコチラからご確認ください。

※用紙は、半紙または書写用紙を使用しましょう。

※詳細は最寄りの家庭連合にお問い合わせください。

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 次回は、「自叙伝書写の言葉⑦」をお届けします。