(『祝福家庭』70号)
【第3祝福】「主管性完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第3祝福】
「氏族的メシヤ」に関するみ言(2)

 氏族的メシヤというのは、父母の位置なので、宿命的なものです。誰であっても適当に生きて霊界に行けば、堕落したアダムを中心として霊界に行ったすべての人たちが讒訴(ざんそ)します。氏族的メシヤの使命を果たさなければ、人間始祖として使命を果たせなかったアダムとエバが問題ではありません。先祖たちが、「目の前で真の父母に侍り得る同時代に生きていながら、命令どおりに従わずに何をしていたのか」と言うのです。
(『文鮮明先生御言選集』第229巻18頁、1992・4・9


 氏族的メシヤの使命は、第一に、先祖を復帰し、父母を復帰することです。第二に、故郷を復帰することです。第三に、神様と共に暮らすことです。
 皆さんが家庭的メシヤを立てることによって、父母が自分を生んでくれた地が自分の故郷になります。今の故郷は、天国に連結できません。先祖を復帰すると同時に、皆さんの故郷が、真の父母様と神様を中心として堕落していなかったエデンの家庭と同じ立場になるのです。ですから、故郷復帰が可能です。
 先生が生まれた平安北道(ピョンアンプㇰト)の定州(チョンヂュ)は先生の故郷であり、皆さんの故郷ではありません。先祖復帰とともに故郷復帰を成し、神様を迎えるのです。アダムが行くところはどこでも、神様がついていくのです。ですから、氏族的メシヤが家庭的メシヤを立てることによって、自分の父母が堕落していない完成アダム圏に立ち、完成した父母の位置に立つので、自分の生まれた故郷が天国と連結して天国の故郷になり、堕落していない基準になり、神様と一緒に暮らす時代になるのです。これが氏族的メシヤの三大使命です。
(同 第246巻216頁、1993・4・16)