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幸福を引き寄せる家庭の生活習慣 22
あたりまえのことに感謝する

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第14弾として、「幸福を引き寄せる家庭の生活習慣」を毎週火曜日配信(予定)でお届けします。
 実行すれば誰もが幸せになれる、ぜひ身に付けたい生活習慣を紹介します。
 文鮮明先生の自叙伝『平和を愛する世界人として』、『愛天愛人愛国』などのみ言を引用しながら、日々の生活で幸福を引き寄せるための60のコツを、コンパクトに説明しています。

浅川 勇男・著

(光言社・刊『幸福を引き寄せる家庭の生活習慣』より)

第二部 幸福を引き寄せる昼の生活
あたりまえのことに感謝する

 幸運を引き寄せる秘訣(ひけつ)は、「あたりまえ」のことに感謝することです。

 朝、目を覚まして起きることに感謝できますか? ある婦人は、体を起こすだけで涙を流して感謝します。がんで闘病生活をして、起き上がるたびに激痛を感じていたのですが、手術が成功して、痛みなく起きられるようになったからです。朝、痛みなく起きられる、このあたりまえが、婦人にとって大きな感謝だったのです。

 私たちの日常生活は無数の「あたりまえ」の連続です。目が見える、口から言葉が出る、耳が聞こえる。手が動いて料理を作れる、足が動いて歩ける。冷蔵庫で冷やし、レンジで温められる。クーラーや暖房機があって、暑さ寒さを調整できる、水道の蛇口から飲料水が出る……。

 これらを、「そんなのあたりまえでしょ。どうしてそれに感謝しなければならないの」という方がいれば、一度、アジアやアフリカの環境が過酷な国に行ってみてください。きっと今の日常生活の「あたりまえ」に感謝できるようになるでしょう。日本のあたりまえは、世界のあたりまえではないのです。そしてなによりも、家族がいて、朝出かけて、夕方帰ってくること、一緒に食事ができることが感謝なのです。

 感謝の心は自分を助ける素晴らしい心の宝です。多くの人は、毎日の生活に不満を抱き、天国を夢見ています。もし、毎日の日常生活が感謝できれば、もうそのままで、今、その場所が、「私の天国」になるのです。

 「『神の国は、実にあなたがたのただ中にあるのだ』(ルカによる福音書17章22節)とイエス様が語られたように、感謝できる心で天国を成せなければなりません。感謝する心がなければ、天国に行けません」(『愛天愛人愛国』152ページ)

◎ポイント
感謝すれば、その場所が天国になる。

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 次回(3月2日)は、「不幸にも感謝する」をお届けします。


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