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2024年05月10日

主体的に相対でいる

 みなさんは、「男女差」「男女の役割」についてどう思われますか? 昨今の社会では、「内面的、役割的な男女差なんて人間が作り出したもの」という言説が多くありますね。

 

 実は私は、高校生から二十歳ごろまではフェミニズム的価値観に共感していた一人でした。(フェミニストだったわけではありませんが)

 

 しかし途中で価値観が変わり、現在は主に家庭内において、主体的に“相対でいよう”としています。価値観が転換された背景には、フェミニズム的感覚で生きていた時期のほうが苦しかったという経験がありました。

 

 

 その内容は割愛しますが、結局のところ、フェミニズム運動家が叫んでいるのは「もっと私たちを大切にしてほしい」ではないでしょうか。すべてかはわかりませんが、私は女性の多くに「大切にしてほしい」という願望があると感じています。

 

 それと同じように、多くの男性には「尊重してほしい」という願いがあるのではないかとも思っています。似たような意味合いですが、感覚としては、男性が“主体として尊重されたい”、女性は“愛されたい”に近いと感じています。

 

 その願望をお互いがうまく満たしていけば円満な関係が築けるのではないかと感じて、主に家庭内では主体的に”相対でいよう”と努力しているところです。

 

 

 といっても、すべて従順に従っているとか、無理をしているわけではありません。私が意識的にしているのはこんな内容です。

・相手の意見を肯定しながら意見を伝える

・何かをするときは意見を聞く。一緒に選んでもらう→決定権は委ねる

・何かしてくれたときは、そのつど感謝を伝える

・こちらの意見を相手に押し付けない

・できることでも頼る

・要望は穏やかに明確に伝える

 

 改めて見ると、人間関係において当たり前のことが多くありますね。

 

 実はこれらの姿勢は、ある動画の影響を受けています。その動画は「夫婦愛を育む幸福の基本原則〜母のように 娘のように〜」です。

 

 入社当初は、正直「時代にあっていないのでは・・・?」と感じたこともあった動画です(笑) しかし、すべてを実践するのは難しくても、私のできる部分は取り入れることにしました。

 

 そのおかげか、家庭出発からのこの8カ月間、いざこざもなく関係は良好です。まず私自身がとても楽で幸せな精神状態で、主体者も本当に大切にしてくれていると感じます。

 

 相対でいたい男性も主体でいたい女性もいるかもしれないので、たまたま私たち夫婦にこの姿勢が合っていた可能性もありますが、一度試してみる価値はあるかもしれません。

 

 今後は、妊娠や育児、過酷な状況でもこの姿勢を貫けるかが課題です! 無理はせずに、できる限り頑張っていこうと思います。

 

 

 

(和)

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