2026.10.11 17:00

韓国紙セゲイルボを読む<セレクト>
ICJ判事、韓国はゼロ
オランダのハーグにある国際司法裁判所(ICJ)は、第2次世界大戦の産物だ。「国際紛争を戦争でなく裁判で解決すれば、どれほどいいだろうか」という人類の念願が込められている。
ICJの裁判官15人は、それぞれ国籍が違う。その選出には、大陸別の分配原則が適用される。現在、日本、中国、インド、ヨルダン(アジア)、ウガンダ、南アフリカ、ケニア(アフリカ)、スロバキア、フランス、ドイツ、ルーマニア(欧州)、ブラジル、メキシコ、米国(南北アメリカ)、豪州(オセアニア)国籍の裁判官が1人ずついる。残念ながら韓国はいない。
1991年になって国連(UN)に加盟した韓国は、それから20年もたたずに潘基文事務総長(2007~16年在任)を誕生させる偉業を成し遂げた。任期2年の安全保障理事会(安保理)非常任理事国も3回務めた。だが、国連の主要機関のうち、ICJだけは依然、韓国にとって「未踏の領域」として残っている。
国内総生産(GDP)で世界10位圏の経済大国である韓国が、これまでたった1人の裁判官も輩出できなかったのだ。国連の「行政府」と「立法府」ではそれなりの頭角を現した半面、「司法府」では極めて微々たる存在感であるのだ。