氏族伝道の心理学(5)
心の病の張本人 ③「怨み」と「恨み」

 大知勇治・著『成約時代の牧会カウンセリング 氏族伝道の心理学』第1章「不安と怒り」より。(一部、編集部による加筆・修正あり)

■「恨み」と「怨み」の違い

 では、「怨み」とは何でしょうか。また、「恨み」と「怨み」の違いはどこにあるのでしょうか。

 日本では一般的に、この二つの「うらみ」を区別なく使っています。しかし、教会員は、この二つの言葉を区別して使います。「恨み」は、「恨(ハン)の心情」と言ったりしますが、「理想や希望が達成されないときの悲しみ、つらさ」を意味します。

 そして、「恨みを晴らす」ためには、達成されていない理想や希望をその本人自身が達成するか、あるいは本人に代わって、誰かがその理想や希望を達成する必要があります。神様の心情や真(まこと)の父母様の心情、韓民族の歴史的な心情は「恨の心情」であると言われます。真の父母様は、神様の創造理想を完成することによって、神様の恨を解かれたのです。

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