2025.11.07 22:00

【テキスト版】
そうだったのか!人類一家族
第9回 世界の共産化を阻止した文鮮明師
ナオミ:
皆さん、こんにちは。
「そうだったのか!人類一家族」へ、ようこそ。
ナビゲーターの「ナオミ」です。
「人類一家族世界」はどのようになされるのか。
これから皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
ソウタ:
こんにちは、「ソウタ」です。
よろしくお願いします。
僕も人類一家族世界を一日も早く実現したいと願う一人です。

ナオミ:
ソウタ君。
前回に引き続き、アメリカについて見ていきましょうね。
ソウタ:
はい、ナオミさん。
世界情勢の中にも、神とサタンの一線を懸けたダイナミックな復帰摂理の動きを感じますね。
ナオミ:
今から半世紀も前の話になるんだけどね。
1977年にカーター大統領が就任し、カーター大統領は「人権外交」を掲げたの。
でも、国際共産主義に対しては弱腰だったのね。

ソウタ:
その結果、共産主義革命が世界で一気に拡大して、世界が共産化の危機に陥ったんですよね?
ナオミ:
そのような情勢の中で迎えた1980年の米国大統領選挙の時、文鮮明(ムン・ソンミョン)先生はこう言われたの。
「次の米国大統領が世界の運命を手中に収めることになる。もしカーター大統領が再選されれば、世界は赤化されてしまう。次期(第40代)米国大統領にロナルド・レーガンを立てる!」
ソウタ:
すごいですね。
文先生の、何か並々ならない気迫が伝わってきますね!

ナオミ:
1976年、文先生は「ニューズ・ワールド」という新聞社を設立したの。
「ニューズ・ワールド」の朴普熙(パㇰ・ポヒ)社長は、レーガン氏にこう伝えたというわ。
「神があなたを次の米国大統領に定められました」と。
レーガン氏は、朴社長の説明を受けると、「私は自分が大統領になる理由が分かりました。私には神の助けが必要です。レバレンド・ムーンに感謝します」と言ったそうなの。
ソウタ:
いや~、これまたすごい話ですね。
ナオミ:
でもね。
実際の選挙戦は、現職のカーターが圧倒的に強くて、レーガンの勝率は5%もない状況だと見られていたの。
ソウタ:
レーガンの圧勝を予測したマスコミはほとんどなかったんですよね。
にもかかわらず、投票日の前日、文先生は「世界大戦が起きたときと同じくらいの大見出しで、『レーガン地滑り的大勝利(Reagan Landslide)』と書きなさい。明日の朝、米国民があっと驚くようにするのだ!」と言われたんですよね。
ナオミ:
そうね。
その記事を読んだレーガンはすごく喜んで、その新聞を持って笑顔で記者会見を行ったの。

ソウタ:
その映像が全米に中継されたんですよね。
アメリカは西海岸と東海岸では3時間の時差があります。
多くの人がそのニュースを見て投票に出かけたんですね。
ナオミ:
マスコミの予想に反して、選挙人の数がカーター49に対してレーガン489という選挙結果が出たの。
まさに奇跡のようなことが起こったのね。
このようにして、1981年1月20日、アメリカ合衆国第40代大統領にロナルド・レーガン氏が就任したの。

ソウタ:
レーガン大統領は、「強いアメリカ」をスローガンに掲げたんですよね。
共産主義に対して、はっきりと対決姿勢を打ち出した。
すると世界共産化の波が止まっていったんですよね。
ナオミ:
レーガン大統領は文先生に感謝し、大統領就任式に文先生ご夫妻を招待したのね。
文先生はレーガン政権をバックアップするために、1982年、日刊紙「ワシントン・タイムズ」を創刊されたわ。
ソウタ:
「ワシントン・タイムズ」は、「レーガンが朝、最初に読む新聞」「レーガンが寝室まで持ち込む新聞」といわれたんですよね。

ナオミ:
そうね。
紙面を通じて国際共産主義に対抗する世論を形成し、レーガン政権をサポートし続けたのね。
レーガン大統領は退任時に、こんなメッセージを残しているわ。
「私は『ワシントン・タイムズ』に最大の恩を受けました。私の任期8年間、『ワシントン・タイムズ』なくしては、イントネーション絶対にレーガン・ドクトリン(政策)を推進することは不可能だったでしょう。『ワシントン・タイムズ』の創設者レバレンド・ムーンに深い感謝の意を伝えてください」
ソウタ:
レーガン政権は、戦略防衛構想(SDI)を打ち出しましたよね。
これは別名「スターウォーズ計画」といわれ、核ミサイルが大気圏外(宇宙)に出たときに人工衛星からのレーザーによって迎撃するという防衛構想です。
マスコミはそれをSF映画の見過ぎだと、こぞって批判しました。
しかし「ワシントン・タイムズ」は、SDIを特に強く支持したんですよね。
その結果、予算が承認され、その後、実行可能であるとも発表されました。
この事実が、その後の世界情勢に大きく影響を与えていくんですね。

2011年12月、産経新聞に「ソ連崩壊20年」という特集記事が連載されました。
この中で、ニクソン、フォード、カーター、レーガン、ブッシュ(父)の歴代5政権でソ連との核軍縮交渉に当たったエドワード・ロウニー氏が、インタビューでこう述べています。
「ソ連は自国のミサイルがもう米国を破壊できなくなると考え、SDIを恐れて猛反対した。
…ミサイル防衛の競争では米国に勝てないと、はっきり認識していた。
…SDIがソ連崩壊に果たした役割は非常に大きい。レーガン大統領がこうした措置を国内のリベラル派や国務省の反対を抑えて実行したことこそ、ソ連崩壊を達成した理由だ」

ナオミ:
皆さん、いかがでしたか?
「そうだったのか!人類一家族」
今回はこの辺で。
次回もお楽しみに!
それでは、またお会いしましょう!