ファミリーサポートコーチング講座 1

 今月から「ファミリーサポートコーチング講座」がスタートします。
 同シリーズは、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第1回「コーチング」とは何か

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

【はじめに】
 ナビゲーターの西森響(ひびき)です。6000双の祝福家庭です。
 2012年以来、コーチングセミナーを主催し、約8000人のかたがた(個人コーチングを含む)に参加していただきました。

 「ファミリーサポートコーチング」は、コーチングを通して、神の似姿、第二の創造主である天一国主人になることができるようにサポートすることを目指します。

 「ファミリーサポートコーチング講座」では、以下のような内容を扱います。

・ファミリーサポートコーチング(以下、コーチング)とは何か
・コーチングを活用することでどのように心が変化するのか
・信仰、伝道、仕事などにどのように役立つのか
・夫婦関係の改善、親子関係の改善、二世祝福の推進にどのようにつながるのか
・コーチングとみ言、統一思想との関係

 などについてお伝えしていきます。

【コーチングの定義】
 コーチングは「相手の潜在能力を引き出し、自発的な行動を促すためのコミュニケーションスキル」です。

 「潜在能力」とは、「これから発揮される能力」「本人がまだ気付いていない能力」です。「まだ気付いていない」ということは、コーチング、つまりコーチがクライアントに質問することによって「引き出される可能性がある」ということです。

 私たちは「自分のことは自分がよく分かっている」と考えています。
 果たしてそうでしょうか。

 自分なりの固定観念、信念、考え方、パラダイム、枠にとらわれていたら、その枠を外すことができずに堂々巡りの思考に陥って悩むのが、私たちだと考えます。

 例えば、二つの対立する意見の板挟みになるときに私たちが陥りがちなのは、「どちらが正しいのか」と考える思考です。しかしそれ以上に大切なことは、「二つを一つに統合」することです。

 二つを統合できる考えに至るには、枠を外さなくてはいけません。この「枠を外す」こと、これは一人ではなかなかできないことです。

 コーチとクライアントのコミュニケーションによってクライアントの枠が外れたり、クライアントが自ら解決策や答えを見つけることができたりします。

【クライアントは自ら気付く】
 クライアントは、直感的に(考えるより感じるままに)質問に答えていきます。そのプロセスによって、自分の中の潜在能力に気付き、解決策が自分の中に既にあったことに気付きます。

 この解決策は、クライアント自身の中にあった最も適切な答えですので、抵抗なく自発的に行動に移したくなります。

 これがコーチングの意味です。「相手の潜在能力を引き出し、自発的な行動を促すためのコミュニケーションスキル」であるということの意味です。

 第2回は、コーチングの前提についてお伝えします。