https://www.kogensha.jp

統一原理127のポイント 94
アブラハムはなぜイサクを殺さなくてもよくなったのか

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第一章 復帰基台摂理時代
93 アブラハムはなぜイサクを殺さなくてもよくなったのか、またその結果を説明してください。(『原理講論』、327〜329ページ)

 神のみ旨に対するアブラハムの心情や、その絶対的な信仰と従順と忠誠からなる行動は、既に、彼をしてイサクを殺した立場に立たしめたので、イサクからサタンを分離させることができました。したがって、サタンが分離されたイサクは、既に天の側に立つようになったので、神は彼を殺すなと言われたのです。

 また、神がイサクを死んだ立場からよみがえらせたということは、アブラハム自身も死んだ立場から侵入したサタンを分立すると同時に、再びよみがえったということを意味します。このように、死んだ立場から共によみがえったイサクとアブラハムは、み旨を中心として見れば一体であるので、その摂理はアブラハムからイサクまで延長したけれども、み旨を中心として見れば、アブラハムは失敗せず、その摂理も延長されなかったと同じことになったのです。

---

 次回(1月10日)は、「ヤコブがアベルの位置に立つための四つの条件を説明してください」をお届けします。