自叙伝書写 感動体験集
第7回 「ありがとう」を毎日2000 回で極上の誕生日を祝う(前編)

(東京都在住 婦人)

 月に一度、4、5人で集まって定期的に家庭書写集会を開いています。集会では、家庭生活講座のDVDを見た後、書写をしていますが、その日は、浅川勇男先生が語られる、「言葉遣い講座」を見ました。それは、「口から出る言葉が、人を愛することになる」という内容で、一人のおばあちゃんのお話でした。

 息子、嫁、孫がいても、家に来ない。「あの嫁が悪い」と嫁の悪口を近所に言いふらす。しかしおばあちゃんは悟ります。「これではいかん」と。おばあちゃんは話す言葉を変えることにしました。
 「ありがとう」の言葉を1000回言い続けました。すると、孫が「おばあちゃん」と訪ねて来ました。1000回唱えて、孫一人。3人孫がいるので、毎日3000回唱えました。そうすると、3人の孫が嫁と一緒におばあちゃんの所に来るようになりました。


写真はイメージです

 その話を聞いて、「言葉の力はすごいんだ」と思いました。「言葉には力があり、運気がある」と浅川先生が力強く言われた内容に、私は感動しました。

 その日、家庭書写に集った皆さんに、「ありがとうの言葉を1000回、毎日声に出してみましょう」と勧めました。「まず、40日間実践してどうだったのか、またこの場に集まって結果を報告し合いましょう」と言って、その日は解散しました。

 私もその日から早速、毎日教会(家庭連合)の行き帰りの電車の中で口をもごもごしながら、夫のために「ありがとう」を1000回、「夫は良い人」を40回唱え、長女のために「ありがとう」を1000回、「長女〇〇は良い子」を40回唱えました。40日間、思いを込めて唱えました。(後編に続く)