自叙伝書写 感動体験集
第63回 家庭書写会を通して祝福を受けることができました

(宮城県、30代 女性)

 私は一昨年6月から書写を始めました。

 母の知り合いのかたから「書写をしてみませんか? 書ける時だけでもいいですよ」と言われ、本当に毎日書かなくてもいいのかを確認しました。その時に母が「毎日でなくともいいんだよ」と言ってくれたので、それなら一度だけでも書いてみようかなあと思いました。

 それからは、自分でもよく分かりませんが、毎日続けるようになり、一週間に一度、家庭書写会後にお菓子を食べながら、母と話す時間が楽しみになっていました。

 当時、母とは「おはよう」といったあいさつ以外に話をすることもなく、いつも淡々として見える母に、何か言いたくてたまりませんでした。

 その頃の私は、アトピーがとてもひどい状態でした。関節部分がひどく荒れ、両肩の皮が全部むけ、体が痛くて、着替えをするのに20~30分かかっていました。

 私は意地になり、そんな様子も母には話さず、痛さに耐え、毎日を過ごしていました。今も思い出すのがつらいくらいです。そんな時に、母と一緒に書写をする時間が与えられたことが良かったです。

 ある日のこと、母と二人で1泊2日のセミナーに参加しました。
 宿泊する6人部屋に移動して、寝る場所を決める時、母は私に寝やすい場所を勧めてくれました。もちろん私のことを思って言ってくれたことなのですが、実は、私はその場所よりも、母の近くで二人で話をしながら寝たいなぁと思っていたのです。
 母は、後から私の気持ちを知って、「あなたがどんな気持ちでいたのかを分かってあげられなくてごめんね」と言ってくれました。

 私は、今になって思えば、母とたくさん話をしたかったのだと思います。
 願いを込めながら書写を続け、家庭書写会を通じて母との心の距離が近くなっていきました。書写さえ信じていなかった私が、書写を実践することで心が大きく変わっていったのです。

 今では、母との会話が多くなり、何でも相談するようになりました。私の体調が悪い時には、母は体をさすってくれて、よく眠れるようにもなりました。今ではアトピーも良くなって、病院にも行っていません。本当にうれしいです。

 私は書写を通じて、母の優しさを知ることができ、教会(世界平和統一家庭連合)にも通うようになりました。そして今年の3月、祝福を受けることができました。

 私の人生を変えた書写、そして神様と真の父母様(世界平和統一家庭連合創始者、文鮮明先生夫妻)に感謝しています。