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統一原理127のポイント 88
アブラハムの三種の供え物の意義

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第一章 復帰基台摂理時代
87 アブラハムの三種の供え物の意義を説明してください。(『原理講論』、316317ページ)

 三種の象徴的な供え物は、三段階の成長過程を通じて、完成する天宙を象徴します。アブラハムの「象徴献祭」は、アダムからノア、アブラハムの三代にわたって、縦的に積み重ねられてきた摂理の象徴的蕩減条件を、この三種の供え物で、一時に横的に復帰しようとしたのでした。

 また、蘇生(そせい)、長成、完成の三段階を象徴する鳩と羊と雌牛とを献祭したのは、ちょうどアダムの一代で、三段階の成長期間を完成しようとしたのと同様に、アダムの立場であるアブラハムを中心として蘇生のアダム、長成のノア、完成のアブラハムというように、み旨から見て三代にわたって蕩減復帰しようとした縦的な摂理を、一時に、横的に完成するためであったのです。

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 次回(11月29日)は、「供え物を裂く意義を説明してください」をお届けします。