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『祝福家庭』94号(2019年 秋季号)
小山田秀生先生の自叙伝
「真の父母様の御跡を慕って」

世界宣教と家庭教会(ホームチャーチ)の摂理
〜世界120か国へ宣教師派遣〜

 1975年1月20日に来日された真の父母様は、日本での1800双のマッチング(東京・八幡山ボウリング場〈当時〉)をしてくださいました。
 そのとき、旧松濤本部2階の応接間に世界から当時の大陸会長たちが集まり、世界120か国の宣教のための会議が行われ、宣教国が決められたのです。
 さらに日本の宣教師として、1800双の祝福(2月8日)を受ける男性を中心に120人の名簿が作成されました。任地国を決めるに当たって真のお父様は、独特の抽選方法で宣教国と宣教師を組み合わせられたのです。
 こうして同年4月から、世界各国に宣教師が派遣されることになりました。日本とアベル圏(アメリカ、イギリス、フランスなど)の国、カイン圏(ドイツ、イタリア、オーストリアなど)の国から、各120人の計360人となります。
 真の父母様の主管のもと、3人1組で宣教国に向かうのですが、母の国の立場として日本のメンバーが、アベル圏とカイン圏をまとめなければなりません。しかし、それは容易ではありませんでした。
 当時、会長代理をしていた私は、ニューヨークの世界宣教本部(当時)に行ったおり、その実情についてつぶさに知ることができました。
 日本の宣教師のほとんどが男性でしたが、アベル圏とカイン圏の宣教師は大半が女性でした。欧米は女性を優先させる文化です。文化が異なり、さらに言葉が通じにくいことから、コミュニケーションを取りづらいという課題があったのです。
 真のお父様は、次のようにおっしゃいました。
 「この三者が神様と真の父母様を中心として一体化すれば摂理は進む。そうでなければ蕩減が残る」と。このように激励を受けながら、宣教活動が展開されていきました。

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