シリーズ・「宗教」を読み解く 107
ワールドサミット2020・WCLC総会④

日本を代表して宮原亨牧師がスピーチ
「JCLCを組織し、霊的覚醒運動を展開していく覚悟だ」

ナビゲーター:石丸 志信

 2月5日午後に開催されたWCLC(世界キリスト教指導者会議)総会の第2部、六大陸WCLC創設委員会委員のスピーチが続く中、日本を代表して宮原亨牧師が登壇。

 「日本におけるキリスト教歴史470年の中で3度の霊的復興があった。しかし、長年の海外からの宣教師たちの努力もむなしく、キリスト教精神は日本に深く根付かなかった。

 戦後、共産主義・無神論が蔓延(まんえん)したとき、宣教師を送り、日本の青年たちに信仰と思想の教育を施してくれたのが文鮮明総裁だった。その薫陶(くんとう)を受けた青年たち、婦人たちが多くの犠牲を払いながら、世界に出掛けて恩返ししていった。その実りが今日のWCLC総会につながっている。

 これからは、衰退の一途をたどる日本のキリスト教会にもう一度霊的覚醒をもたらすべく語らなければならない。『目覚めよ』と。

 そのために、JCLC(日本キリスト教聖職者協議会)を組織し、霊的覚醒運動を展開していく覚悟だ。どうか祈ってほしい」と訴えた。

 最後に、ACLC(米国キリスト教聖職者協議会)共同議長のルオン・ラウス博士が、ACLCの牧師夫人、女性牧師たちを壇上に招き、女性聖職者が家庭の価値を守り高めるために、世代を超えて協力していく決意を表明した。