(『祝福家庭』69号)
【第2祝福】「家庭完成」

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第2祝福】
「理想家庭(家庭理想)」
に関するみ言(2)

 夫婦が愛するということは、神様を植えることです。本来父母は、本然の神様の立場を代表し、ここで夫と妻は、互いに他の一方の神様になります。そして息子、娘は、また一つの小さな神様です。神様は真の愛の本体であられるので、真の愛と連結されれば、みな同じ体になります。父母は神様の身代わりをする、生きている神様であり、夫婦も神様を身代わりし、子女も神様を身代わりするのです。このように三代が真の愛を中心として、神様の立場を身代わりします。
 ですから、父母も、夫婦も、そして子女も真の愛を必要とするのです。このように真の愛を中心に成された家庭組織が天国の基盤です。そのような基盤を成さずには、天国が実現しません。これが公式です。家庭とは、すべての宇宙の現実世界の中心です。
『文鮮明先生御言選集』第298巻307


 神様の愛がどこに現れるのかというと、父母の愛、夫婦の愛、子女の愛、この三つの愛が一つになった所です。これが絶対的に一つになる所は、神様が絶対的に永遠に共にいるのです。ここに神様がいらっしゃいます。変わらない父母の愛、変わらない夫婦の愛、変わらない子女の愛、この三つの愛が存在する所には、いつでも神様がいらっしゃるのです。
『同』第131巻112


 父母を中心として子女が一つにならなければなりません。また、そこには、神様を必ずお迎えしなければなりません。必ず神様をお迎えしなければならないのです。それが理想的です。
 男性と女性で成す夫婦は、相対的なので、プラス・マイナスは必ず神様を中心としていなければなりません。神様には父母の愛があり、子女の愛があり、夫の愛があり、妻の愛があります。これが理想的です。この愛を中心とする神様が主体なので、その主体的な立場の神様と一つになれば、この愛と一つになるので、永遠に壊れない理想的な家庭が成立するのです。理論的に、そのように成立します。
 父母の愛は子女のために集中し、子女の愛は父母に連結されます。夫の愛は妻に連結され、妻の愛は夫に連結されます。しかし、その人たちがどのように一つになるのかというのです。自分たちでは一つになれません。
 ところが、それを一つになるようにできる主体的な力が神様の愛です。ここに主体が臨むので、このすべての存在は自動的に一つになります。それで、神様を抜かしては、愛もすべて自分中心の愛になるのであって、一つに結ぶことはできません。
『同』第89巻154〜155頁