真理とは、「実体み言」である天地人真の父母様
第3回 堕落以前の立場で、一体圏を成就された真の父母様

教理研究院

 今回は「〝真理〟とは何か」について真のお父様のみ言から考察してみます。独り子(文鮮明総裁)が語られるみ言と、独り娘(韓鶴子総裁)が語られるみ言は、いずれも神から出てきているみ言であり、矛盾はありません。しかしながら、〝矛盾しているのではないか〟と考える人もいることから、以下、この問題について論じてみることにします。
 なお、これらの内容を総合的に理解し把握するためには、「真の父母様宣布文サイト」の掲載文や映像をごらんください。
 注:真の父母様のみ言や『原理講論』『統一思想要綱』からの引用は「青い字」で表記しています。

※『世界家庭』(天一国7年天暦12月)2020年2月号より転載

二、「最終一体」となられた天地人真の父母様

(1)堕落以前の立場で、一体圏を成就された真の父母様
 真のお父様は、2010年6月19日(天暦5月8日)と同年6月26日(天暦5月15日)、米国・ラスベガスで真のお母様との「最終一体」を宣言されました。その12日後の同年7月8日、前述のとおり、真の父母様は韓国・天正宮博物館前の広場で「天地人真の父母定着実体み言宣布大会」を開催されました。
 2011年5月26日、真の父母様は韓国・仁川で「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」、さらに、世界巡回をされ、2012年天暦1月1日(陽暦1月23日)の「真の神の日」に、年頭標語「天地人真の父母勝利解放完成時代」を発表されました。
 そして、第53回「真の父母の日」(陽暦3月22日)、真のお父様は「神様と人類の責任が完結される天の国の憲法が何かといえば、『天地人真の父母定着』です。それさえ成れば、全てが終わるのです」(『トゥデイズ・ワールド ジャパン』2012年天暦3月号43ページ)と語っておられました。その予告どおり、真のお父様は2012年4月14日、米国・ラスベガスの天和宮(チョナグン)で「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会を最終完成・完結することを、お父様の前に奉献します」という〝特別宣布式〟をされました(同、2012年天暦4月号19ページ)。
 その宣布式で、真のお父様は「真の父母様になることができる文鮮明、韓鶴子という二人の人が、堕落が存在しないエデンの園にあって、『善悪の果を食べたら、死ぬであろう』と言われた、それ以前の位置に返っていき……一体圏を成して、天の勝利の覇権的主権と天国を完成した」(同18ページ)と宣言しておられます。
 このように、真の父母様は堕落以前の立場において、一体圏を成就しておられます。