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統一原理127のポイント 32
天使の堕落と人間の堕落、およびそれらの関係を説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第二章 堕落論
31 天使の堕落と人間の堕落、およびそれらの関係を説明してください。(『原理講論』、100~103ページ)

[天使の犯罪]
 ユダ書六、七節から、天使が淫乱によって堕落したという事実を知ることができます。しかしながら姦淫(かんいん)は、一人では行うことができません。
 したがってエデンの園で行われた天使の姦淫において、その対象となった存在がいたに違いありません。

[人間の犯罪]
 罪を犯す前、アダムとエバは、裸でいても恥ずかしく思わなかったが、堕落したのちには、裸でいることを恥ずかしく思い、無花果(いちじく)の葉をもって下部を覆いました。人間は恥ずかしい所を隠すのがその本性であり、この事実は彼らの下部で罪を犯したことが科(とが)となったために、それを恥ずかしく思ったということを表しています。
 また、死ぬということを明確に知っていながら、それを乗り越えることのできる行動は、愛以外の何ものでもありません。神の創造目的を中心として見るとき、愛は最も聖なるものであるはずですが、人間は歴史的に愛の行動を、何か卑しいもののようにみなしてきたというのも、それが堕落の原因となっているからです。
 したがって、人間もまた、淫乱によって堕落したという事実を知ることができます。

[天使と人間との淫行]
 人間が天使の誘惑に陥って堕落したという事実、人間も天使もみな淫行によって堕落したという事実、被造世界において、霊的存在であって、お互いに情的関係を結ぶことのできる存在は、人間と天使以外にはないという事実を結びつけてみるとき、人間と天使との間に淫行関係が成り立つことが分かり、それが堕落の原因となったことを知ることができます。

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 次回は、「堕落人間が、神の血統でなくサタンの血統をもっていることを、聖句を引用して説明してください」をお届けします。