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統一原理127のポイント 30
生命の木とは何か、また善悪を知る木とは何か、説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第二章 堕落論
29 生命(いのち)の木とは何か、また善悪を知る木とは何か、説明してください。(『原理講論』、94~97ページ)

[生命の木]
 聖書のみ言によると、堕落人間の願いは生命の木の前に行き、生命の木を完成するところにあります。
 箴言(しんげん)一三章一二節を見ると、イスラエル民族は生命の木をその願望の対象として眺めていたことが分かります。ヨハネの黙示録二二章一四節の記録によると、キリスト教信徒たちの願望も生命の木に至ろうとするところにあるということが分かります。
 また創世記三章二四節を見れば、堕落前のアダムの願いもまた、生命の木であったことが分かります。
 ゆえに、この生命の木が堕落したアダム以後、全ての堕落人間の望みとして残されてきたことが分かります。完成するその時を仰ぎ見ながら成長していた未完成のアダムにとって、生命の木とは、彼が堕落せずに成長して、神の創造理想を完成した男性になるということでなければなりません。
 すなわち、生命の木とは、創造理想を完成した男性であり、完成したアダムを意味しています。

[善悪を知る木]
 エデンの園の中に創造理想を完成した男性を比喩した木があったとすれば、同様に、女性を比喩するもう一つの木が当然存在してしかるべきです。
 これが生命の木と共に生えていたと記録されている善悪を知る木でした。
 したがって、善悪を知る木は、創造理想を完成した女性、完成したエバを意味します。

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 次回は、「エデンの園の蛇が霊的存在である理由を説明してください」をお届けします。