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統一原理127のポイント 28
肉身と霊人体との構成と機能を説明してください

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第8弾、『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

(光言社・刊『統一原理127のポイント~百日修練会の試験問題と模範解答から』より)

第一章 創造原理
27 肉身と霊人体との構成と機能を説明してください。(『原理講論』、85~86ページ)

[肉身の構成とその機能]
 肉身は、肉心(主体)と肉体(対象)の二性性相からなっています。
 肉心は、肉体の生存と繁殖と保護等のための生理的な機能を維持できるように導いてくれる作用部分です。
 肉身が円満に成長するためには、陽性の栄養素である無形の空気と光を吸収して、陰性の栄養素である有形の物質を万物から摂取して、これらが血液を中心として完全な授受作用をしなければなりません。
 肉身の善行と悪行に従って、霊人体も善化あるいは悪化します。
 肉身から霊人体に与えられる要素を、生力要素といいます。

[霊人体の構成とその機能]
 霊人体は、肉身の主体で、霊感だけで感得され、神と直接通ずることができ、天使や無形世界を主管できる実存体です。
 霊人体は、その肉身と同一の様相であり、肉身を脱いだのちには、無形世界(霊界)に行って永存します。
 霊人体は、生心(主体)と霊体(対象)の二性性相からなっています。生心は、神が臨在される霊人体の中心部分をいいます。
 霊人体は、神から来る生素(陽性)と肉身から来る生力要素(陰性)が授受作用をする中で成長します。
 霊人体は、肉身から生力要素を受ける反面、逆に生霊要素を肉身に与えます。

[肉身と霊人体の関係]
 霊人体は、肉身を土台にしてのみ成長します。
 生心の要求のままに肉心が呼応し、生心が指向する目的に従って、肉身が動くようになれば、肉身は霊人体から生霊要素を受けて善化され、それに従って、肉身は良い生力要素を霊人体に与えることができて、霊人体は善のために正常的な成長をするようになります。
 生心の要求するものが何かを教えてくれるのが真理です。

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 次回は、「善悪を知る木の実が象徴である理由を五つ挙げてください」をお届けします。