自叙伝書写 感動体験集

第64回 母の愛、書写で娘が復縁する

(大阪府、60歳 女性)

 昨年6月、古川橋駅前で偶然出会ったUさんは、当時、夫との不和から離婚まで考え悩んでいた娘さんの事がきっかけで「心の書写」を始められました。

 書写をするうちに、子供にきつく当たる娘の姿を見て、「あぁ、私もあのように娘に対して来たのではないか?」と気付かされて悔い改めると、それから娘さんに対して素直に愛を持って接することができるようになり、その娘さんから生れて初めて「お母さん、ありがとう!」という言葉を聞き、「お母さん変わったね?」とも言われて大変喜ばれていました。

 しかし、実はその娘さんの夫婦仲は既に限界にまで達しており、それから数カ月で離婚してしまっていたのです。それがきっかけでUさんは、働きに出た娘さんの代わりに孫の面倒を見ることになり、書写堂にも通えなくなりました。

 それでも、Uさんは書写を思い出しては一生懸命、心を込めて書くと、娘さんが離婚したご主人ともう一度わが子のためにも頑張ってみようと、復縁するようになったというのです。

 「これも心の書写のおかげです!」とUさんは大変喜んでおられました。

 その後、娘さんは家事と育児に専念できるようになり、再び書写堂に通えるようになりました。

 また、Uさんはちょうど書写堂へ通えなくなった頃から、口の中がザラザラして、気持ち悪くてたまらず病院へ通ったり、さまざまな薬を試していました。それでも良くならず、医者からは「原因不明だ」とさじを投げられてしまったそうです。

 ガムをかんでいる時だけザラザラが和らぐので、四六時中ガムをかんでいるしかないのかと諦めかけていたところ、久しぶりに書写堂の中へ入った途端、不思議なことに口の中のザラザラが無くなり、それ以来ガムをかまなくてもよくなり、これもまた「心の書写のおかげ」と、本当に喜んでおられます。

 そういう私も、昨年はつえを突かなければ歩けないほどの状態でしたが、毎日一生懸命に書写をして、願い事もたくさん書き、書写を多くのかたにお勧めする中で、今ではもうつえが無くても歩けるようになれたのです! ただただ、感謝です。

 これからも、「幸せを呼ぶ自叙伝心の書写」を多くのかたにお勧めしたいと思っています。