ズバリ解決天宙大学 34
何で神様はカラス、ネズミ、ゴキブリをつくったの？

シリーズ・ズバリ解決天宙大学 34

　このコーナーでは、『ムーンワールド』に連載されている「ズバリ解決天宙大学 なんでも質問コーナー」を、毎週土曜日にシリーズでお届けしています。子供たちの純粋でユニークな、そして本質を突いた質問がこのシリーズの読みどころです！

Q：「なんで神様はカラス、ネズミ、ゴキブリなどをつくったか分かりません」（小4女子・宮城県）

A：人間が環境を汚さないための生きたセンサーとして
　まずゴキブリは、生物学的にいうと害虫でもなく、むしろ食べかすを掃除してくれる益虫という説もあるほどです。最近では、ゴキブリの粉末が水虫にきくとか、肝臓に良いとか、医師会ではまじめに研究しているのです。

　以上は科学者の意見ですが、原理によれば神様の創造物で無駄なものは一つもないのです。まず、日常生活では、人間が環境を汚さないように、センサー（警報機）の役割をしてくれています（台所を汚くしていると、すぐゴキブリが出てくるね）。

　また、すべての動物たちは、下等動物を食べたり、高等動物に食べられたりして、生存を維持しています。そしてすべての動物たちが生きていけるようになっているのです。

　だから、ほかの動物から見れば、カラスもネズミもゴキブリも絶対必要なのです。これからさらに研究が進めば、みんなありがたいものと思えるようになるかもしれません。

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　次回は、第35回「授受作用って簡単にいえばなんですか？ お母さんは『いじめられる人は授受作用が下手なんだよね』って言ってました。私は習ったけど、よく分かりません。教えてください！！」をお届けします。