2026.08.31 22:00

スマホで立ち読み Vol.46
『天一国主人を育む 神様コーチング』5
スマホで立ち読み第46弾、『天一国主人に育む神様コーチング』の一部を「立ち読み」でご覧いただけます。毎週月曜日にお届けします。
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第一部 天一国時代におけるコーチング
第一章 天一国主人とコーチング
2 授受作用から見たコミュニケーション
■授受作用を正しく深く理解する
そのような文化をつくるために、統一原理の「授受作用」について改めて考えてみましょう。授受作用は、物事の発展の原理です。人間関係のコミュニケーションにおいても、円滑な関係性を築くための原理となります。では、私たちは日々の生活で原理的な授受作用を行っているでしょうか。
『原理講論』では、授受作用を次のように定義しています。
あらゆる存在をつくっている主体と対象とが、万有原力により、相対基準を造成して、良く授け良く受ければ、ここにおいて、その存在のためのすべての力、すなわち、生存と繁殖と作用などのための力を発生するのである。このような過程を通して、力を発生せしめる作用のことを授受作用という。(50ページ)
ここにおいて、三つのポイントがあります。
第一のポイントは、「主体と対象」です。主体と対象の関係とは、男性と女性のような「陽性と陰性」、もしくは心と体のような「性相と形状」の関係です。
『原理講論』では、「二性性相の相対的関係を結ぶことによって、初めて存在するようになる」(42ページ)と表現されています。「相対的関係を結ぶこと」とは、「関わり合いながら存在する」、「セットで存在する」、「主体と対象はそれぞれが単独では成立しない」ということです。
授受作用をするために絶対的に必要なのが相対(相手)です。これは、すべての存在様相の絶対的な要件です。主体と対象という関係からのみ授受作用が可能となり、そこから力が生じます。ですから、相手を尊重し、常に相手に対して感謝する心が大切です。
第二のポイントは、「万有原力により、相対基準を造成」です。万有原力とは「被造物が存在するためのすべての力を発生せしめる力の根本」(50ページ)です。具体的には、主体と対象に対して「相対関係を築こうとする力」を与えることで、「相対基準」を結べるようにします。「万有原力」が「関係を持たせる力」であれば、「授受作用の力」は「関係性から生じる力」であるといえます。
自然界には、存在物の乱雑さは必ず増大するという「エントロピー(乱雑さ)増大の法則」があります。存在物に何らかの目的性を指向する力が働かなければ、それを維持、管理、発展させることはできないのです。維持、管理、発展のためには、必ず何らかの「力」が必要となります。すなわち、主体と対象の授受関係の背後に、共同の動因と目的性を付与する高次元の縦的秩序が先に存在しているといえるのです。
ですから、創造目的を完成させて喜ばせたいという神様の愛の力が存在していることを知ること、神様の心情を中心とする授受作用を心がけることが大切なのです。
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次回は、「悪く授け悪く受ける?」をお届けします。