2026.08.09 17:00

スマホで立ち読み Vol.45
『蘇る愛と生命』2
スマホで立ち読み第45弾、『蘇る 愛と生命―進化論を克服した文鮮明師の統一思想』を毎週日曜日にお届けします。
進化論は今、自然科学のみならず文化、芸術などあらゆる分野に影響を及ぼし、その結果、神が人々から遠ざけられています。
本書は、進化論を批判・克服する文鮮明(ムン・ソンミョン)師の思想を、み言を通して紹介するとともに、「統一思想」に基づいた新創造論を提示しています。
進化論の間違いに気付かせ、神の創造理想という真の人生の指針が与えられる一冊です。
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序
19世紀に、西洋社会において、神を否定する強力な無神論、唯物論思想が生まれ、あっという間に、茨のように全世界を覆っていきました。1859年はその象徴的な年でした。すなわちカール・マルクスが『経済学批判』を著し、唯物弁証法に基づいて唯物史観の公式を提示すると同時に、のちに『資本論』として体系化されるマルクス主義経済学の骨子を発表したのです。マルクス主義は神の存在を根底から否定するものでありました。その同じ年に、チャールズ・ダーウィンが『種の起源』を著し、キリスト教の創造論を否定し、生物および人間は弱肉強食の生存競争を通じて進化したものであると主張しました。
中世の西洋社会において、キリスト教は絶対的な指導的精神でしたが、キリスト教の腐敗と科学的論理の欠如のゆえに、カイン型(外的、科学的)のヘレニズム復古運動としてのルネサンスとアベル型(内的、宗教的)のヘブライズム復古運動としての宗教改革が現れました。やがて18世紀に入り、それぞれカイン型人生観とアベル型人生観として結実し、対立しました。そして19世紀に至り、カイン型人生観から発展した無神論・唯物論はアベル型人生観のキリスト教精神を根底から揺るがすものとなり、西洋社会のみならず、全世界を覆い尽くす勢いで広がっていったのです。
カール・マルクスによって築かれた暴力革命の共産主義思想は、20世紀に至り、レーニンの指導するボルシェビキ革命として実を結び、地上に初めての共産主義国家ソ連が誕生しました。ソ連は宗教の根絶を公然と宣言する悪の帝国でありました。そして歴史上、最大の独裁者であるスターリンのもとで、ソ連帝国は世界共産化を目指し、全世界を震撼させていきました。そして第二次世界大戦の終了とともに、共産主義は東ヨーロッパとアジアに広がり、正に世界をのみ尽くそうとする勢いになったのです。
それではなぜ19世紀に、世界的に影響を及ぼす無神論・唯物論が生まれたのでしょうか。それは神の摂理から見るとき、20世紀が終末の時代であったからです。すなわち、20世紀を超えて、21世紀から新しい時代──新しい天と地──が始まるのであり、そのことを知っていた、この世の神であるサタン(悪魔)が、永遠に世界を支配し続けたいという野望のもとに、神の摂理を妨害するために、あらかじめ19世紀に世界的に茨の種を撒き、世界を覆い尽くそうとしたのです。すなわち、マルクス、ダーウィンの背後から、彼らを操って、彼らが強力な無神論と唯物論を構築するように導いたのです。
かくして20世紀は神を否定する精神が世界を覆う世紀となりました。しかし、一方で暗い力を退けて、愛と真理の理想世界を実現しようとする、新しい神の摂理が始まりました。そして、20世紀後半から21世紀にかけて、神を否定するサタン側の思想と、それに対抗する神側の思想が激しく対決する時代となったのです。
共産主義思想を背後から支えた強力な無神論思想がダーウィンの提示した進化論でありました。言い換えれば、進化論が共産主義を支える母の役割をしたのです。したがって進化論を克服しなければ、共産主義思想は、倒れそうになっても、また蘇ってきます。ですから進化論を放置せず、科学的に検証しながら克服しなければならないのです。
ここに進化論を批判・克服する文鮮明(ムン・ソンミョン)師の思想を紹介しながら、「統一思想」に基づいた新創造論を提示していきます。同時に、文師による新しい神観をも紹介していきます。
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次回は、「進化論か、創造論か?❶」をお届けします。