2026.07.12 17:00

韓国紙セゲイルボを読む<セレクト>
「青年博士」の受難
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」
大学が与える最も高い学位やその学位を得た人が博士だ。「広く知る学者」という意味の博士(Doctor)は、ラテン語の「教える(docere)」に由来している。かつては、専門の学者や技術者に与えた官職名でもあった。
わが国で、博士たちが旺盛に活動したのは、新羅の神文王(在位681年~692年)の時代だ。西暦682年、国学(官僚を選抜・養成する儒教の教育機関)に博士と助教を置いて、さまざまな経典や文学・歴史を教えさせた。
博士が家門の栄光であり、出世の保証書だった時期があったが、今や町には博士たちがあふれている。
韓国教育開発院(KEDI)によると、2025年に全国の大学院が輩出した博士号の取得者は総計1万9831人。KEDIが関連統計を公表し始めた1999年(延べ5586人)以来、最も多く、10年前の2015年と比べても51.6%増加した。10年に1万人を突破したが、もう2万人に迫っている。