2026.07.03 12:00

周藤健先生の氏族メシヤ講座
宿命の道 14
今、改めて家庭教会の勝利、神氏族メシヤの勝利の重要性が強調されています。
そこで新たな段階での出発の時を迎えてこの2026年4月から、「氏族メシヤ」をテーマとした紙上講座(毎週金曜日〈予定〉)をお届けすることとなりました。
内容は、周藤健先生(43双/2023年12月22日聖和、享年92)が1996年当時に氏族メシヤに関するみ言の解説としてまとめられた冊子『【氏族メシヤ講座】宿命の道』です。30年の月日がたっていますので、必要に応じて用語の表記など、一部、編集部が加筆し、修正を加えました。
神氏族メシヤ勝利のためにお役立ていただければ幸いです。
第2部
摂理史の勝利者になるために
エバ国家とは何でしょうか。それは6000年前にエデンの園において、エバが失敗して失ったその内容と同じものを世界舞台において、世界に対し国家基準で蕩減(とうげん)復帰する使命を持った国のことです。エバの蕩減をなすことは並大抵のことではないので、エバ国家の使命を果たすということもまた簡単なことではありません。
それをなす中心的な秘訣(ひけつ)がどこにあるのかというと、ただ一点だけ勝利すればいいのです。それが氏族メシヤなのです。それだけを勝利すれば、エバ国家の使命は全部解決されるといっても過言ではありません。
一、摂理前総決算について
(1)三人のアダム
神様はこの6000年間、実際は何十万年かもしれませんが、その歴史を通じて三人のアダムを送りました。それはエデンの園のアダム、次にイエス様、そして再臨主です。第一アダムは、同時に人類の第一の祖先でもあります。
第一アダムを通じて神様が願われたことは、神様を中心とした真(まこと)の愛、真の生命、真の血統の伝統を天地に満たすことでした。
真の愛は神様に相対しますが、偽りの愛は神様と何の関係もありません。そこが違うのです。神様と完全に相対する愛が真の愛です。さらに、そこから生まれた生命も、神様が認めることのできる生命です。それがすなわち真の生命です。
ですから、人口がいくら増えても、神様と相対することのできない人間が増えるならば、それは真の生命の群れではなく、死んだ群れです。ですから、この世界は、言わば死の世界なのです。
また真の血統とは、神様が認めることができる親子関係です。真の愛、真の生命、真の血統、これがすなわち神様の伝統、天の伝統なのです。神様は、この天の伝統で宇宙を満たそうとされました。しかし、それが失敗してしまったのです。これを蕩減するために、再び新しいアダムを送らなければなりませんでした。これがすなわちイエス様です。
イエス様は、エデンの園のアダムに代わる人類の第二の先祖でもあります。ですから、イエス様から、新しい人類が再出発するようになっていました。ところが、イエス様も十字架で倒れてしまったが故に、その使命を代わりに果たす再臨のメシヤが来なければならなくなりました。これがすなわち、再臨主なのです。
したがって現代は、ここから真の意味における新人類が再出発するようになっているのです。アダムからイエス様までの期間が、聖書でいう4000年であり、イエス様から再臨主までが2000年です。合わせて6000年の罪悪歴史となってきたのです。