シリーズ・「宗教」を読み解く 52
神様のみ業である超宗教平和運動

ナビゲーター:石丸 志信

 UPF(天宙平和連合)とそのプロジェクトとして結成されたIAPD(平和と開発のための宗教者協議会)は、なぜ、世界の諸宗教を束ねた平和をつくり出す超宗教平和運動を展開しているのだろうか。

 UPFの創設者である文鮮明総裁は、こう語る。
 「神様は、世界を全て収拾して統合する運動をしてきています」。

 文総裁は超宗教平和運動を神様のなせる業だと捉えている。そのみ業に協力し、その完成を見て共に喜びたいというのが、宗教者の願うところ。だからであろうか、心ある宗教者は、この運動に共感し賛同し始めている。

▲メッセージを語る文鮮明総裁

 文総裁は、宗教の目的について、次のように語っている。
 「宗教の目的は、ただ神様のみ旨の完成にあります。宗教は、そのために貢献しなければなりません。数多くの宗教が善を語り、愛を語りますが、その善と愛は、国家や民族、宗教圏内にとどまるものではなく、これを超越して世界的基盤を超え、人類の向かう善と愛を論じるところまで連結されなければなりません」。

 この理念を種火として、志を同じくする宗教者の集いが全国に広がり、炎を燃やす日が来ることを願っている。