日常に潜む共産主義の脅威

渡辺 芳雄

第8回
司法界に浸透するマルクスの宗教観

 「共産主義は間違っている」。それはレーニンやスターリン、毛沢東、そしてキューバのカストロや北朝鮮の金日成らによる粛清の犠牲者の数の大きさを捉えての主張ではありません。京都大学名誉教授の勝田吉太郎氏も強調しているように、マルクスの宗教に対する理解が間違っていたということなのです。

■宗教を持つのは人間のみ

 人間のみが持つ宗教性、この点は極めて大きなことです。マルクスの先輩であり、マルクスの思想形成に強い影響を与えたフォイエルバッハ(18041872)は、自著『キリスト教の本質(上)』(岩波文庫)の中で「宗教は人間が動物に対してもっている本質的な区別にもとづいている。したがって動物はなんらの宗教をもっていない」と述べています。人間の意識は宗教を持つに至ると言っているのです。

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