2025.10.31 12:00

千葉中央修練所だより No.288
21修を通して恨みが解かれ、悔い改めと決意に導かれる
ナビゲーター:小畑守男(千葉中央修練所所長)
ご聖恩感謝申し上げます!
千葉中央修練所は柿だけでなく、クルミにサツマイモと、まさに収穫の秋を迎えています。


第57期孝情天寶21修は10月26日に閉講式をして19人の修錬生が新たな旅立ちをしました。
第58期は11月3日から25日までの日程で開催されます。
人数的には10人の修錬生ですが、全力で投入していきます。
今号では、10月度の21修生の最終日の感想から紹介します
◆恨みの思いが解かれた21日間
人生で最も多く祈り、多くの恵みを受けた期間でした。
印象的だったことが三つあります。
一つ目は、天の父母様(神様)の親の心情に出会ったことです。
講義で「天の父母様の最大の悲しみは、人間が堕落して神の血統を失ったことによって、わが子を愛せなくなったこと」と聞き、その長い苦痛の歴史の中で、ようやく愛することのできる子女を得られた時の喜びを思うと、胸が熱くなり涙が止まりませんでした。
「親としてこんな私でも愛してくださる」という天の父母様の心情が全身に広がりました。
二つ目は、親への恨みの思いを天の父母様が共に泣きながら解いてくださったことです。
天心苑で祈る中で、「すまなかった」「お前を助けてあげたかった」という天の父母様の心情が伝わり、共に涙する中で恨みの思いが少しずつ解け、心が癒やされていきました。
三つ目は、真のお母様と一緒に祈ったことです。
家族に対する許せない気持ちが再び湧いた時、天心苑で祈る中でお母様の「一緒に祈っているからね」という声を感じ、温かい愛に包まれました。
ご自身が大変な状況の中でも子女と共にいてくださろうとするお母様に、母の愛を実感しました。
この21日間を通して、天の父母様の親の心情に触れ、恨みの思いを解いてくださり、共に祈る愛の関係を築くことができました。
天の父母様と真の父母様の愛をこれまでで最も強く感じた、かけがえのない期間となりました。

◆悔い改めと決意の心情に導かれて
修錬会に参加する前と後では、真の父母様に対する私の考え方が180度変わりました。
真の父母様と心情的な距離があり、懇切に祈り求めることができませんでした。
最初は原理を通して心が裁かれているような感覚を覚えて、正直とても苦しい日々でした。
しかし徹夜精誠を通して、こんなに罪深く堕落性の強い自分を変わらぬ愛で包み続けてくださる神様と真の父母様への感謝の思いが込み上げてきて、人生で初めて嗚咽(おえつ)しながら祈りと讃美をささげました。
その中で心の奥底から真の悔い改めが生まれました。
真の父母論や父母様の生涯路程を学ぶ中で、アボジ(真のお父様)が再臨のメシヤであり、オモニ(真のお母様)が独り娘であることを初めて理解できました。
私は今までどれほど真剣に真の父母様を求めてきたのだろうか、この問いが胸に突き刺さり申し訳ない思いで心がいっぱいになりました。
その夜の徹夜精誠では、懇切に祈り求める中でアボジのぬくもりと、オモニの深い愛にも触れることができました。
そしてこの21日修錬会はお母様の胎中であり、私を新しく生み変えるためにオモニが導いてくださった場なのだと悟った瞬間、あれる涙を止めることができませんでした。
しかし世の中にはまだその愛に気付けずにいる人がたくさんいます。
これからは、その人々のためにみ言を伝え、真の父母を証ししたいという思いが湧き上がってきました。
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※小畑守男所長が講師を務める「ほぼ5原理」の再生リストはコチラから
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【動画】ザ・インタビュー 第10回