https://www.kogensha.jp/shop/detail.php?id=4323

家庭出発への準備 9

 動画「続・二世のための祝福結婚講座」をもとに、家庭出発のための準備と夫婦関係の在り方について、毎週土曜日配信(予定)でお届けします。

※本文中の内容は2022年時点のものです。最新の情報に関しましては、最寄りの教会までお問い合わせください。

番外編 ~夫婦愛を育むヒント~
愛を伝える五つの方法

 今回は少し趣向を変えて、皆さんにぜひお届けしたい、夫婦の愛を育むのに役立つ書籍を紹介します。

 『愛を伝える5つの方法』という本です。

 この本は1992年にアメリカで出版された書籍です。著者は、結婚相談カウンセラーのゲーリー・チャップマン博士で、アメリカではその分野でとても有名なかたです。

 チャップマン博士は何人もの夫婦のカウンセリングをしていく中で、相手を愛しているのにその愛がうまく伝わらないという悲劇が多くの夫婦を襲っている現実を見たといいます。

 相手を愛していないから愛が伝わらないのではなく、愛しているのに愛が伝わらないということです。これ以上の悲劇がどこにあるでしょうか。

 なぜ愛が伝わらないのか。

 その理由は、おのおのが独自の愛の表現方法だけを行っているからだといいます。どういうことかというと、「あなたを愛している」というこの思いは、ただ思っているだけでは何も起こりません。それを相手に伝えるためには、何らかのアクションを起こすことが必要です。

 例えば贈り物を渡したり、デートに誘ったり、もしくは「あなたを愛している」と言葉で伝えることもあるでしょう。

 このように愛を伝える方法は無数にあるのですが、実は人によって、ある方法では愛情表現として受け取ることができるのに、別の方法では愛情表現として受け取ることが難しいということがあるというのです。

 これは、言語に置き換えてみると分かりやすいです。

 例えば、日本人の男性とフランス人の女性がいたとします。日本人の男性は、フランス人の女性に愛していると伝えたいとします。どうしたらいいでしょうか。

 例えば、彼が日本語で「愛している」と叫んだとしたら、どうなるでしょうか。もちろん彼女は、日本語が分かりません。どんなに大声で叫んでも、感情を込めて耳元でささやいても、努力したところで言葉が通じなければ、彼の「愛している」は彼女には通じないのです。

 では、どうすればいいでしょうか。簡単なことです。ただ一言、「ジュテーム」とだけ言えばいいのです。ジュテームとはフランス語で「愛している」という意味です。そうすれば、女性はその愛に気付くことでしょう。

 あまりにも当たり前のように愛が通じないというこの現象が、愛を育む現場においても多く起こっているのだということです。そして結婚生活を5年、10年、20年している夫婦でも、実は同じようなことが起こっているということなのです。

 例えば、こんなことが実際に起きているといいます。

 ある女性がカウンセリングを受けに来ました。

 その女性いわく、「夫は私を愛してくれません。こちらがどんなに大変でも、家事を一緒にしてくれることは一切ないし、『ありがとう』とか、『頑張ってるね』とか、そういう言葉も一言もありません。思い返せば、結婚をしてから『愛している』と一言も言われたことがありません。夫は自分のことなんか、何とも思っていないのです」と。

 次にその夫である男性と話をしました。

 すると夫は、「とんでもありません。私は妻を愛していますよ。逆に妻こそ私を愛していないのです。この前は妻に誕生日プレゼントを買って帰ったら、『こんなに高いものを買ってこないで』と言われました。また、いつも家事をしていると思って妻を外食に誘ったら、『疲れている』の一言で断られました。妻こそ私を愛していないのです」というのです。

 結局、お互いに愛しているのに、そしてそれを表現しているのに、相手にその思いが全く伝わっていなかったということです。これ以上の悲劇がどこにあるでしょうか。

 この悲劇の解決策は一つです。

 相手の愛の言語を理解し、自分の愛の言語を理解して、二人がお互いに相手の愛の言語で愛を表現するということです。

 愛の言語とはどんな種類があるのか、そしてどのようにして自分と相手の愛の言語を発見するのかということがこの本に書かれています。

 結論から言うと、愛の言語は五つあるといいます。もちろん人には個性がありますから、100人いれば100とおりの愛の言語があります。それでも大きく分けると大体この五つに分けられるというのです。

 その五つとは、「肯定的な言葉」「クオリティタイム」「贈り物」「サービス行為」「スキンシップ」のことです。

 まず、「肯定的な言葉」とは言葉で愛を表現するということであり、次に「クオリティタイム」とは二人だけの親密な時間を過ごすということです。さらに「贈り物」とは文字どおりプレゼントを贈ることを通して愛情を表現することであり、また「サービス行為」とは、今まさにその人がしてほしいことをしてあげるということです。そして「スキンシップ」とは、肌と肌を触れ合わせることで愛を表現することです。

 先ほど例に挙げた夫婦にこれを当てはめてみると、妻は家事を手伝ってほしいという「サービス行為」、そして優しい愛の「肯定的な言葉」が愛の言語だったわけです。しかし夫の言語はプレゼント、つまり「贈り物」であり、また外食で二人きりの時間を過ごすという「クオリティタイム」だったわけです。

 結局のところ、夫は妻に全く違う言語で愛を伝えようとしていたということになります。これだと相手に愛がなかなか伝わりません。お互いの愛の言語を知ることが非常に大切なのです。

---

 U-ONE TVでは、動画「続・二世のための祝福結婚講座」を配信中!

 祝福結婚式後に参考にしたい内容が満載です。

 「40日精誠期間」「家庭出発」についてや、良好な相対関係を築くためにはどうしたらいいのかなど、具体的なアドバイスをお話ししています。

 祝福式への参加は、ゴールではなくスタートです。
 良い出発ができるよう、またより良い未来をつくるために、ぜひ自宅や教会での学習にご活用ください。

 ご視聴はこちらから↓↓


◆動画の視聴には、会員登録とU-ONE TVアプリのダウンロードが必要です。
 詳しくはコチラをご覧ください。

◆『父母マッチングガイドブック』でより詳しく知りたいかたはコチラ