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【テキスト版】
そうだったのか!統一原理

第31回 歴史の使命を果たせなかったイスラエル民族

めい:
 皆さん、こんにちは。
 「そうだったのか!統一原理」へようこそ。
 ナビゲーターの「めい」です。

 きょうも皆さんと一緒に、統一原理を参考にしながら、幸福な人生はどのようにしたら得られるかについて考えていきたいと思います。

 どうぞよろしくお願いします。

はると:
 こんにちは、皆さんと一緒に統一原理を学ぶ、「はると」です。
 よろしくお願いします。

めい:
 はると君、歴史は好き?

はると:
 はい、めいさん!
 歴史、好きです!

 統一原理を学んで、もっと関心を持つようになりました。

めい:
 前回、歴史には目的があると学んだわね、はると君。

はると:
 はい、めいさん。

 人類の救いのためにメシヤを迎えることが歴史の目的なんですよね?

めい:
 そのとおりよ、はると君。

 今回は、メシヤであるイエス様を迎えるまでのイスラエル民族の歴史について学ぼうかな。

 まずはイスラエル民族の信仰の祖となったアブラハムから…。

はると:
 めいさん!

 アブラハムやヤコブのお話、僕がしてみてもいいですか?

 僕、勉強してきました!

めい:
 すごいわね、はると君!
 いいわよ!

 では、はると講師、よろしくお願いします!

はると:
 はい、めいさん!

 こちらこそ、よろしくお願いします。

 神の召命と祝福を受けたアブラハム、そのアブラハムの息子イサクから生まれたのがヤコブでした。

 ヤコブはアブラハムの孫なんですね。

 このヤコブが天使と命を懸けて闘い勝利したことで、神様から「イスラエル」という名前を与えられ、天使がその名前を告げたんですね。

 そこから始まったのがイスラエル民族というわけです。

 その後、ヤコブの息子ヨセフがエジプトの総理大臣となり、ヤコブ一族は飢饉のためエジプトに移住し、ヨセフと再会する。

 しかし彼らの子孫はそこで400年以上の間、奴隷生活を送ることになった。

 それはアブラハムが三種の供え物に失敗した時、

 「あなたの子孫は他の国に旅びととなって、その人々に仕え、その人々は彼らを四百年の間、悩ますでしょう」(創世記 第15章13節)

 と言われた神のみ言が、そのとおりになったものなんですね。

 この期間は、「エジプト苦役時代」と呼ばれます。

 そして430年がたった時、イスラエル民族を奴隷生活から解放する人物が現れました。

 それがあの有名なモーセ!

 神はモーセにイスラエルの民を「出エジプト」させ、イスラエル民族をカナンの地に移住させる使命を与えました。

 モーセはエジプトのパロ王に神がイスラエル民族と共にあることを認めさせ、彼らを導き出しました。

 途中、紅海が行く手を遮った時、モーセが杖を海に差し伸べると、神の奇跡の力で海が二つに割れて海を渡ることができたんですね。

 シナイ山ではモーセが40日の断食をし、「十戒(じっかい)」の石板を授かり、神のみ言を復帰しました!

 神はモーセを中心とするイスラエル民族を昼は雲の柱、夜は火の柱で導いたんですね。

 皆さん!
 Do you understand?

 ひゃ~。
 めいさん、エネルギー使い果たしてしまいました。

 続きは、めいさん、お願いします!

めい:
 はると君、ありがとう!
 お疲れさま。

 はると君の原理講義、素晴らしかったわ。

 モーセ路程のダイナミックな物語は映画にもなっているわね。

はると:
 『十戒(じっかい)』ですよね?

 家族で見たことあります。

めい:
 では、はると君からバトンを受けて続きをお話ししようかな。

 シナイ半島での出来事は割愛するわね。

 カナンの地に移住したイスラエル民族は指導者ヨシュアが亡くなった後、「士師」というリーダーの下で各地域に定住を始めたの。

 この期間を「士師時代」というのね。

 そして400年がたった頃、イスラエル民族はついに国をつくったの。

 神の祝福を受けて最初に王になったのがサウル王。

 その後ダビデ王、ソロモン王の時代と続き、イスラエル王国は120年で最盛期を迎えるのね。

 彼らはメシヤを待望し、ソロモン王は神殿を建設したのね。

 この期間を「統一王国時代」というの。

 イスラエル民族の歴史には「預言者」が登場するわね。

はると:
 「予言者」ではなく、「預言者」ですよね。

 神のみ言を預かる者、という意味の預言者!

めい:
 そのとおりよ、はると君。

 王は権力を握ると神のみ言を忘れて傲慢になり、権力を私物化したり女性問題などを起こしたりしやすくなるのね。

 そうすると、国が天運を失い衰亡していくの。

 これを戒めるために、神は預言者というメッセンジャーを送ったのね。

 イスラエル王国は南北に分かれ、国王は預言者と対立し、その後、両国は弱体化していったの。

 神の戒めを守らなくなった時、国が滅びてしまったのね。

はると:
 うわ~、そうなんですね。

 現代はどうなんでしょう?

 大丈夫かなあ、日本。

めい:
 弱体化した国は外敵に狙われるわね。

 北朝イスラエル王国は悪政と内乱が続き、結局、アッシリヤによって滅ぼされてしまったの。

 善良な王が続いた南朝ユダ王国もやがて不信仰に陥り、新バビロニアに滅ぼされてしまうのね。

 神殿は破壊され、生き残ったユダヤの民たちはバビロンに連行されてしまった。

 これを「バビロン捕囚」というの。

 彼らは同じ地域に住み、「ユダヤ人」と呼ばれるようになったの。

はると:
 そうだったんですね?

 「イスラエル」と「ユダヤ」の呼び方の違い、気になっていました。

めい:
 この王朝の南北分裂から滅亡までの約400年間を「南北王朝分立時代」というの。

 「バビロン捕囚」から数十年が過ぎ、新バビロニアがペルシャに滅ぼされるの。

 ペルシャのクロス王は捕囚の民を解放するのね。

 ユダヤ人と呼ばれるようになった彼らは、さらに百年くらいの年月にわたってエルサレムに帰還したの。

 故郷に帰ってみると、そこにあったのは壊された神殿、荒廃した国土だったの。

 帰還したユダヤの人々はそこから国の再建に向かったの。

 この210年くらいの期間を「ユダヤ民族捕虜および帰還時代」というのね。

 そして国を再興するユダヤ民族の前にマラキという預言者が現れるの。

はると:
 めいさん、「マラキ」という名前、聞いたことがあります。

 旧約聖書の最後に載っている「マラキ書」のマラキ、ですよね?

めい:
 そのとおりよ、はると君。
 よく知っているわね。

 神は預言者マラキを通じてこう言われたとあるわ。

 「わたしはあなたがたを愛した」(マラキ書 第1章2節)

 この神のメッセージを聞いてイスラエルの民は悔い改めたのね。

 彼らは律法を学び直し、ユダヤ教を刷新し、信仰を取り戻したの。

 彼らは国を立て直して神殿を再建し、メシヤを待望したの。

 そしてついに、マラキの登場から約400年後にイエス様が来られたの。

 この400年の期間を「メシヤ降臨準備時代」というのね。

はると:
 ついに来られたんですね、イエス様!
 改めて、感動です!

めい:
 でも、このような苦難の歴史の結実として迎えたメシヤであったにもかかわらず、目の前に現れたイエス様の価値を当時のユダヤ民族は理解することができず、イエス様を十字架で殺害してしまったのね。

はると:
 そうなんですよね。
 神様の心痛は計り知れません。

 ユダヤ人たちはその後2000年もの間、国のない流浪の道を行くことになるんですね。

めい:
 そうね。
 残念ながら、天の摂理はキリスト教とその信徒たちに移っていくことになるの。

めい:
 皆さん、いかがでしたか?
 「そうだったのか!統一原理」

 今回はこの辺で。次回もお楽しみに!
 ではまた、お会いしましょう!