自叙伝書写 感動体験集

第39回 5歳の孫が三世代家庭書写会で座長を
(群馬県前橋市 女性)

 私の次女の家族は、夫婦と5歳と1歳の娘たち(孫)の4人家族です。
 5歳の孫は、いつも次女と一緒に書写をしています。

 その5歳の孫が風邪をひいて幼稚園を休んでしまった後、風邪が治ったにもかかわらず、大泣きして登園拒否をしてしまいました。本人も「泣かずに幼稚園に行けますように」と願い事を書いて書写をすると、翌日は泣かずに幼稚園に行くことができました。このようなことが2回ありました。
 デリケートな子なのに、こんな短い時間で変われるのは、本当に書写のおかげです。

 次女は孫を幼稚園に送り出す時も、書写の願い事に「幼稚園に笑顔で行けますように」と書きながら、「絶対、娘の笑顔を見たい! 連れていってあげたい! 連れていく! 精いっぱいの誠を尽くす! 愛の刀で苦悩を断ち切る! 意志さえあれば何でもできる! 真の愛は与えてもなお与えたい心!」と、ひたすらその場面に当てはまるみ言(文鮮明先生の教え)を念じると、本当に願い事がかなうそうです。

 また、次女の夫は結婚してからずっと草野球をしていますが、「パパが試合で勝てますように」と願い事に書いて書写をしたら、2回も優勝したそうです。

 しかも、1回目の優勝の時には、次女がパパの応援に行く前に「主人の最高の笑顔を見たい!」と願い事に書いて書写をしたそうです。そうしたら普段見せ場のないパパが9回の裏で奇跡のサヨナラヒットを打ち、一塁に走って行く時、結婚してから今まで見たこともない最高の笑顔を見せてくれたそうです。しかも殊勲賞まで頂きました。

 次女に書写の感想を聞きましたら、願い事がすぐにかなうのも驚きだが、書写に願い事を書くことで、神様が自分の気持ちを後押ししてくれて、心を強く持って何事にも頑張れるのだと、話してくれました。

 10月に初めて我が家で三世代そろっての家庭書写会をしました。
 1回目は私が司会で、皆で「ふるさと」を歌い、式次第に沿って行いました。全体の雰囲気もとても和やかで、孫が私の主人に書写の書き方を指導する場面もあり、「三世代で書写をすると本当にいいなぁ」と思いました。

 その頃、次女は夫のことで悩みがありました。夫に「家事を手伝って」とお願いしても、その時だけで、なかなか続かないということでした。茶話会の時にこの話が出たので、アドバイスをしたり、励ましてあげました。
 次女が書写会を終えて家に帰り、茶話会の時に私がアドバイスしたとおりにしてみると、すんなりと買い物に行ってくれて、肉団子まで作ってくれたとのことです。家事の手伝いは今も続いているそうです。

 2回目に家庭書写会をした時は、5歳の孫が「私が司会をやる!」と言って、式次第の中に幼稚園の歌を入れていました。孫は本当にうれしそうでした。

 3回目の時は、書写をする予定はなかったのですが、孫の方から「これから書写会をしよう!」と言いだして、急きょ行いました。我が家での家庭書写会が孫にとっても楽しみの一つになったようです。

 これからも三世代家庭書写会を続けながら、今度は次女の家で次女の友達も呼んで楽しく書写会を広めていけたらと希望に燃えています。