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(『祝福家庭』86号)
【第3祝福】「主管性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

第3祝福】
「時間」に関するみ言(1)

 私たちは、24時間を治めなければなりません。時間を治めなければなりません。愛は、時間圏を治める立場に立たなければならないのです。その次には、行動を治めなければなりません。愛は、行動を治める以上の立場に立たなければなりません。

 「時間を治めなさい」という言葉は、睡眠を治めることです。「行動を治めなさい」というのは、御飯を食べることなど、あらゆる欲を治めることです。そして、情欲を治めなければなりません。愛は、その上にあります。その次には、物欲を治めなければならないのです。


(天一国経典『天聖経』第8篇・第2章・第5節・9)


 心と楽しむ時間をもたなければなりません。世の中から見れば寂しい立場のようですが、それは心と友達になる時間なのです。座って瞑想(めいそう)でもしてみなさいというのです。深い祈りの境地に入っていきます。他人の分からない深い世界に入っていくのです。そのようなことが必要です。


(天一国経典『天聖経』第4篇・第1章・第2節・23)


 「人生80年」と言います。喜怒哀楽が入り乱れる80年という歳月は、本当に長く見えますが、その中で、眠る時間、生活の資を得る時間、遊ぶ時間、諸々の雑事に追われる時間などを除外すれば、わずか7年しか残らないといいます。私たちがこの世に生まれて80年を生きても、本当に自分自身のために使える時間はわずか7年だけです。…

 ですから、人生いかに生きるべきか、ということに対する答えは簡単です。愛によって生まれたのですから、愛の道を求めて生きなければなりません。父母の限りなく深い愛を受けて生まれた命なので、生涯その愛を返して生きなければならないのです。それこそが、私たちが人生において自らの意志で選択できる唯一の価値です。

 私たちに与えられた7年という時間の中に、どれほど多くの愛を満たしたか、ここに人生の勝敗がかかっています。


(『平和を愛する世界人として』〈光言社版〉253~255