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制作の舞台裏から 49
シナリオを書く!「天一国11年の歩み」

 天暦の正月を迎え、天一国11年が終わりを告げました。
 U-ONE TVでは毎年、一年間にあったことを振り返る総集編の番組を制作しています。

 ここ数年は、シナリオから編集まで、筆者が制作のほとんどを担当していましたが、今回はスケジュールの関係でシナリオだけを担当することになりました。
 いわゆるシナリオライター(構成作家)です。

 今回は、天一国11年を振り返りつつ、どのようにシナリオとして仕上げたのかをご紹介したいと思います。

 最初の仕事は、総集編で何を扱うか決めています。昨年のイベントを確認するため、「U-ONEニュース」を年始号から見ていきます。
 どんなイベントが行われて、誰が何を語ったのか、摂理の流れはどこに向かって進んでいるのか。さまざまな観点でU-ONEニュースを見返してメモを残していきます。すると、ポイントとなるキーワードがいくつか見えてきます。

 今年は、ピースカップや二世圏総会、牧会者育成コース、UPA来日など、「未来世代」に関する話題が特に多かったようです。
 そして、地区・教区体制から家庭教会体制への移行や、教会と社会との在り方を考えさせられる「教会改革」。神霊に重点を置いた「天心苑」などがキーワードとして浮かび上がってきました。

 次に、構成(順序)を考えます。基本的には年始の行事から紹介することになりますが、そのままだと内容やテーマが行ったり来たりして話がまとまらないのでキーワードごとにグループに分け順序だてて構成していきます。映像や音のつながりも考慮しつつ、ストーリーとして完結するように構成を考えます。

 この構成作業と並行して、ナレーション原稿も書いていきます。映像だけでは伝わらない現場の雰囲気や情報をナレーションで補いつつ、ポイントとなる内容が伝わるように工夫します。
 総集編で扱うのは過去のイベントなので、ナレーションが「~しました」ばかりになってリズムが単調になりがちです。
 音のリズムを考えながら、音声だけでも理解できるように同音異義語が多い言葉の使用は避けてナレーション原稿を考えます。

 最後に、テロップとして入れる文字や、使用する映像のタイムコード(時間)、効果音、場面転換の方法などの指定も書き加えて、編集担当者に指示が伝わるように編集台本としても体裁を整えて台本の完成です。

 テレビでは、構成台本の他に撮影台本、ナレーション台本、編集台本など、状況に合わせて複数の台本を作りますが筆者は一つの台本でまとめています。

 その後、各方面に内容のチェックを依頼して、編集担当者との打ち合わせをします。「この場面がこの番組の一番の見せどころなんですよ~」とちょっと熱く語ると、それをくみ取ってベテランの編集担当者がいい感じに映像として仕上げてくれます。
 音楽や効果音で、見る人の感情を刺激しつつ、巧みに編集するベテランの技術にいつも驚かされます。

 さて、この台本がどうように映像化されたのか、ぜひご覧ください。

(N)


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【天一国11年の歩み ~私たちのワンオンマ~】

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