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愛と人生の道しるべ 15
肉体的な刺激だけでは本当の喜びはない

 アプリで読む光言社書籍シリーズ第1弾、『若者に贈る~愛と人生の道しるべ』を毎週日曜日配信(予定)でお届けしています。

酒井 正樹・著

(光言社・刊『若者に贈る~愛と人生の道しるべ』より)

第4章 愛と性の神秘

肉体的な刺激だけでは本当の喜びはない

 性の意識は、人間の心の深みにあるものです。精神的な様々な影響を受けやすく、とても敏感です。ですから、生涯を共にする相手かどうかも分からないという不安な気持ちの中で性関係を結んで、どうして心から喜ぶことができるでしょうか。人間は肉体の刺激のみによって心から感動できるのではありません。真善美愛といった精神的な要素があってこそ喜びを得られるのです。

 性関係を持つことで快楽を得ようとする人は、そこに心からの喜びを感じることができず、やがてむなしさと孤独に追い込まれるようになるでしょう。

 異性を人格的存在として見ない人は、性関係を持っても、一時的な快楽しかなく、深みのある感動は得られないでしょう。本来の性の素晴らしさを、本当の意味で知ることはできないのです。

 これが他人への思いやりの心、すなわち愛が熟していない未完成の時に性関係を持ってはいけない重大な理由なのです。人間として愛情が自分の中に確立されていない時に、欲望のままに、あるいは興味本位で性関係を持つことは絶対に避けてください。

 性体験をしたからといって、大人になるのではありません。性欲をコントロールし、深い愛情と信頼で結ばれた永遠の夫婦として性関係を持つことによって、初めて大人になることができるのです。(続く)

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 次回は、「純潔を守った後に得られる夫婦愛」をお届けします。


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