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『世界家庭』1月号読みどころ
新コーナー「孝情礼拝」

 今号から、全国各教会での牧会者の説教を紹介する「孝情礼拝」のコーナーが始まりました!

 今回は、南東京エリア渋谷家庭教会の渡邊・大教会長による説教です(2431p)。

 その一部を、ご紹介します。

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■信仰と精誠

 きょうは「精誠」について皆様と考える時間を持ちたいと思います。

 「精誠」という言葉の定義を辞書で調べると、「混じりけのない真心、また純粋な誠実さ」と出てきます。現在、日本語では、精誠という言葉はほぼ使いません。昔の言葉のようです。

 韓国に行くと、精誠という言葉を現在も日常的に使います。仁川空港の地下の韓国レストランには、壁に大きな文字で「精誠」と書いてありますね。

 私たちは「精誠」と聞くと宗教の言葉のように感じますが、違うのです。料理を作るのも、やっぱり精誠なのです。「私たちは、精誠を込めてキムチを漬けましたよ」と言います。

 私たちの信仰の中でも、やはり殊さらに精誠が強調されています。皆様も、信仰の歩みの中で、〝精誠が実った〟という実感を持たれたことも多いと思います。

 精誠というものは、実際の生活とつながっているものです。そして、真の父母様も精誠の重要性を強調されます。

 復帰摂理を見ると、中心人物たちは皆、すべからく精誠を尽くし、その中で神と出会っていきました。

 きょうは精誠をテーマに、まずアブラハムについて見ていきたいと思います。

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