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私たちの声を聞いてください 17

 2023年4月、春の訪れとともに、特別な冊子が発行されました。
 タイトルは、『私たちの声を聞いてください』。2022年7月8日以来、国家的迫害ともいえるようなバッシングを受けている家庭連合の信徒の皆さんの「心の叫び」をまとめたものです。
 毎週土曜日配信(予定)でお届けします。

「神様のために生涯を捧げます」と誓った約束を果たす日々

香川教区 丸亀家庭教会
塩原 まゆみ(63歳)

 私たち家族は、文鮮明師・韓鶴子総裁ご夫妻を心から尊敬し、同じ時代圏に生まれて出会えたことを大変、幸せに思っています。

 今から35年前の19883月のことです。私たちの元に一本の電話が入りました。母が乗っていたバイクと軽トラックがぶつかり、母が救急車で運ばれたと言うのです。医者から伝えられた内容は悲惨なものでした。「どうか奇跡を起こして欲しい」と当時、通っていたキリスト教会に行きました。夜遅かったのですが牧師様は起きて下さり、力一杯大きな声で祈って下さいました。私は「私の生命の代わりに母を助けて下さい。もし生かしてもらえるのなら神様の為(ため)に生涯をお捧げします」と祈り、誓いました。それから病院に戻ると駆けつけてくれていた叔父が「もう峠は越したぞ」と声を掛けて来たのです。「ありがとうございます。次は私が約束を守る番です」と祈りました。

 まもなく、神様は近くに住む一人の女性を私たち家族に送ってくださいました。まず、母親が家庭連合に導かれ、次に私や主人、姉、叔母と続いて家庭連合に導かれたのです。真理を求めて来た私たちは、希望と喜びで一杯でした。時には自分の力であがいても抜け出すことができないような現実が次々と襲って来ましたが、ただひたすら家庭連合と共に歩み続け、逃げなければ、自分の中から湧き上がる不安や恐怖から解放されて、やがて解決の道へと進んで行きました。その繰り返しで霊的な背後のすべてが晴れて行くようでした。

 あと一歩で、神様を中心とする平和な世界が築き上げられるものと希望を感じていました。ところが、202278日の安倍元首相暗殺事件により、家庭連合が迫害を受ける立場になりました。連日のマスコミによる批判報道は、まるで自分たちが責められてでもいるかのように感じ、“私も反社会的な存在なのか”と思うと気分も落ち込んで頭を上げることができない気持ちになりました。

 しかし、私たち家族の尊敬する文鮮明師が解明した真理「統一原理」を学ぶ40日期間が持たれることになり、その初日に教会長が「神様は親です」と涙を流しながら語って下さいました。そこから日を重ねるごとに神様の心情、真の父母様が私たちを生かすために人類の真の父母として生涯を懸けて歩んで下さった内容がしっかり入って来て、これまでと次元の違う大きな愛の心情を知りました。心が弱くて押しつぶされそうになった時、神様から授けられた真理「統一原理」を学び、実践することで、誰のせいでもなく私自身が愛と人格の成長をしていき、個人・家庭・氏族を神様の待つ天国に連れて行くことが神様の願いであり、私たちの喜びであるのを改めて感じました。それが信仰を続ける理由です。

▲『私たちの声を聞いてください』

 冊子をご希望のかたは最寄りの教会にお申し込みください。