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私の心の中にいる神様 205
神様と共に暮らす

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

神様と共に暮らす

(女性 50代)

 自己牧会プログラムに出合ってから、神様と共に生活するということを意識するようになりました。

 ある日、私は初めて神様と一緒にコーヒーを飲みました。

 「神様、これは半日前から準備した水出しコーヒーです。冷蔵庫で冷やしておきました。どうぞ、お召し上がりください」と差し出して、その後私が飲みました。
 以下は、そのときの神様との会話です。

 「神様、お味はいかがですか?」

 「このコーヒーはおまえが作ったの?」

 「神様とコーヒーを飲みたくて、半日かけて作りました」

 「いい味出してるねえ。それによく冷えていて、おいしいねえ」

 うれしくなった私は、「今度はドリップで入れてみますね」と言って、コーヒー豆を挽いて、お湯を注ぎました。
 神様はそれをご覧になりながら、「いい香りがしてるね」と言われました。

 私が「一緒に飲みましょうね」と言いながらカップに口をつけると、神様は、「きょうはおまえと初めてコーヒーを飲んだね。私のためにコーヒーを淹れてくれたんだね。温かいコーヒーもおいしいねえ」と言って、一緒に味わってくださいました。

 この一瞬を待ちわびてこられた神様の心が胸に迫ってきて、われ知らず涙があふれました。

 神様の夢は、私たち人間と生活の中で一緒に見て、聞いて、食べて、飲んで、味わうことだったんだと分かりました。

 そこで良心に、「そういうことですか」と聞いてみたところ、良心から、「神様は体がないから、あなたの体をご自分の体のようにしたかったんだね。うれしいことも悲しいことも、あなたの体を通して共に体験したかったんだよ」と返ってきました。

 私は何十年もの間、食べたり飲んだりしてきましたが、神様と一緒に食べたり飲んだりはしてこなかったのです。
 どれほど神様を孤独にして、自分だけで生きてきたのかと、本当に悔い改めさせられました。

 真のお母様は次のように語っておられます。

 「天の父母様が常に私と同行し、苦楽を共にされることを、いつも気づき、見て、感じる修練をしなければなりません。常に喜び、休むことなく祈らなければなりません。そのようにすれば、小さなことから万事に至るまで、私の周辺が幸福になります」(Global Youth Festival 20142014923日、千葉・幕張メッセ〉での基調講演〈文善進様が代読〉)

 このみ言のごとく、いつも神様が共におられることを意識しながら、神様と共に暮らしていきたいと思います。

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 次回は、杉田善忠・地方局第1家庭相談員室長のメッセージをお届けします。


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