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私の心の中にいる神様 197
離れたくないという慕わしさ

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

離れたくないという慕わしさ

(女性 20代)

 私はもともと、人と接するのが苦手で、修練会の班長を務めるのは、とてもハードルが高いことです。
 誰しも、「班長ってこうあるべき」というイメージを持っていると思うのですが、私の場合はそれが、人一倍強かったように思います。

 班長はいつも明るく楽しくしていないといけない、盛り上げないといけないと思うあまり、自分をそこに無理やり合わせることに、ものすごく力を使いました。
 それで、過去に班長を担当した時も、つらくて、途中で限界が来るということがよくあったのです。

 そういう私が、自己牧会プログラムを学ぶことで、変わってきたことを感じました。
 「班長だから、あれをしないと、これをしないと」という思いに振り回されなくなったのです。

 おかげで、班員と一対一の関係、そしてそれ以上に神様との一対一の関係に集中できたと思います。

 今回の班員に、とても繊細な女の子がいました。「この子の前では、とりつくろっても全てがバレるな、見透かされるな」と感じました。
 いつもならとても緊張するのですが、今回は「ありのままでいこう」と、肩の力を抜いていくことができました。
 これも自己牧会プログラムのおかげだと思います。

 もちろん、愛の限界を感じることもありましたが、その思いを手放して心を班員と対峙させていく中で、「この人かわいいな…」と、頭でなく心から思うことができました。
 離れたくないという慕わしさも湧いてきました。

 修練会が終わって別れ際、スキンシップが苦手な私が、彼女とハグしたいなと思っていると、その子のほうから抱きついてきてくれたときは、本当にうれしかったです。

 頭で、ああでもないこうでもないと悩んでいた歩みから、純粋に神様を求めていく歩みへとステップアップできたように思います。

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 次回は、「あなたも幸福だよね?」をお届けします。


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