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制作の舞台裏から 19
伝道はなぜするのか

 「伝道はなぜするのか」。先週配信された「U-ONEニュース77日号」で伝道教育局の石尾豪志局長に質問した内容です。

 皆さんはどのように考えますか?

 以前は、「人間始祖であるアダムとエバが完成できず堕落したため、3天使長を復帰する蕩減として3人を伝道しなければならない」という蕩減的な意義が強調されていたような気がします。
 今回の石尾局長に対するインタビューでも、同じような答えが返ってくると思っていました。

 しかし石尾局長は開口一番、「その問いに答えるためには、私たちの神観に立ち返る必要があります」と語り始めたのです。

 私の頭は、想定と違う答えに戸惑いました。そして局長は続けて、「私たちの神観は、『神は父母である』というものであり、父母である神の愛を私たちが体恤(たいじゅつ)するためには、『伝道』が最適なのだ」というのです。

▲インタビューに答える石尾豪志局長

 思い返すと、韓国の先輩家庭のお話でも、伝道をする理由は神の心情の体恤だと述べていました。

 伝道ハンドブックを読み返してみると、「信仰の子女を得ることにより、失った子女を探し求めた父母の喜びを知ることができる」と書いてあります。

 真のお母様はずっと、草創期のように神霊と真理に満ちた教会を強調してこられましたが、いつの間にか、私自身が神の心情から遠ざかっていたのだと悔い改めました。

 U-ONEニュース本編には出ていませんが、収録後に石尾局長は、堕落に対する蕩減が伝道の理由ならば、堕落していない祝福二世たちは伝道の必要性がないし、今の時代には合わない、とも話していました。

 人のモチベーション(やる気)は、「必要」と「欲求」が大きく関わるとされています。
 今回の210日伝道路程では、今までの「しなければならない」という義務感だけではなく、「神様に似たい!」という欲求による伝道を始めてみたいと私自身思っています。

(N)

 石尾局長のインタビューは「U-ONEニュース 2023年7月7日号」でご覧いただけます(3分5秒~)。

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