(『祝福家庭』88号)
【第2・第3福】「家庭完成・主管性完成

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 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第二・第三祝福】
「子女を愛する」に関するみ言(2)

 息子、娘を生んで大切にするのは、世界を愛することを学ぶためです。息子、娘は世界と連結され、未来と連結されます。息子、娘がいなければ、未来と連結できません。未来世界と連結できる教育の材料として、息子、娘を与えたのです。その次には、先祖たちや祖父母は、霊界に対する教育のためにです。霊界に対する教育を受けるためのものなのです。


天一国経典『天聖経』第5篇・第3章・第3節・6


 子女を生み育ててみた父母たちは分かるでしょう。大切にかわいがっているその息子、娘を通して福を受けたいと思い、幸福を感じたいと思うでしょう。また喜び、福を受けることができる基準があれば、その息子、娘に永遠に残してあげたいと思うでしょう。

 そのような希望の心をもって息子、娘が美しく育ち、万国から尊敬され、万世にわたって称賛される息子、娘になることを、堕落した人間でも願っています。夜も昼もその息子、娘が傷つかないかと保護し、切ない心情で気をもむのが父母の思いです。堕落した父母の心もそうだというのです。子女が大小便をして臭いがしても、愛でその環境を忘れられるのが父母の心です。


(同 第5篇・第3章・第2節・11)


 父母がいくら困難で苦痛を感じていても、愛する子女が愛の懐に抱かれれば抱かれるほど、力が生じるようになります。もっと困難で苦痛を感じなければならないのに、反対に力が生じます。そこからは喜びが出てくるようになります。疲れ果てていても、愛にぶつかることによって、力が出るのです。


(同 第5篇・第3章・第2節・12)