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(『祝福家庭』83号)
【第1祝福】「個性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第一祝福】
「動機(の転換)」に関するみ言(1)

 神様が主体と動機にならなければなりません。人間だけでは、神様と関係を結ぶことができず、恨(ハン)のどん底から抜け出すことはできないのです。創造の原則から見てみるとき、人間は本来、神様と父子の関係を結ばなければならないことを御存じの神様なので、神様は落ちた人間を再び子女の立場に引き上げようとしますが、そうするのは容易なことではありません。創造より何倍もの受難の道を行かなければならないのです。神様は、今まで無原理圏内に落ちた人間を、はしごを置いて引き上げる摂理をしてこられたのです。


天一国経典『天聖経』第1篇・第4章・第1節・35


 人間は、二つの血統が連結しています。一つは、自分を生んだ歴史的な先祖を中心としてサタンの血統に連結しています。この血統が生じた動機は、自分を中心とする自主的自覚性を採ったからです。

 それでは、神様の血統とは何でしょうか。自分ではなく、全体のために生きるものです。ために生きる血統です。ですから、傲慢な人は、永遠にサタンの血統圏を抜け出すことができません。その血統圏を抜け出そうとすれば、どのようにしなければならないでしょうか。世界の人は、すべて自分のために生きるのですが、天の側は反対です。自分のために生きようとしないで、全体のために生きているのです。堕落圏を抜け出すための表題は「怨讐(おんしゅう)を愛する」ということです。


(同 第3篇・第3章・第2節・34


 なぜ結婚しなければならないのでしょうか。父母の愛、夫婦の愛、子女の愛を体験するためです。なぜそれが必要なのでしょうか。そのような愛の動機が満ちあふれているのが霊界です。霊界に拍子を合わせるために、そのような訓練をするために、結婚して家庭をもたなければならないのです。


(同 第7篇・第3章・第2節・47)