私の心の中にいる神様 157
それでも私はあなたを愛する

 良心との対話で、ワクワク感が止まらない!
 毎週土曜日に配信予定です。

それでも私はあなたを愛する

(信仰二世・女性 20代)

 教会の青年寮で生活しながら、大学に通っている信仰二世です。
 以前の私は、祈っていても、自分の姿を見つめては、「本当に神様はこういう私を愛して許してくださっているのかな」「こんな私をみっともないと感じているんだろうな」と自己卑下に陥っていました。
 良いことがあれば前向きになれるのですが、こんな私は駄目だと思い始めると、どこまでも落ち込んでしまうのです。

 でも自己牧会プログラムに出合ってからは変わりました。自分の状態を実況中継しながら、意識を「今ここ」に戻すことを実践するようになって、感情の上がり下がりが少なくなってきたのを感じます。

 教会の窓からは百貨店の屋上が見えます。日本の国旗と百貨店の社旗がはためいています。
 毎日見ている何気ない風景なのですが、自覚を取り戻して見てみると、思考がピタッと止まって、深い感動が押し寄せてくるのを覚えました。

 旗は風がないとはためかない、風はどうやって吹いてくるのだろう…。
 そんなふうに心に尋ねると、神様の創造の偉大さを感じ、大きな懐で生かされている私を感じました。

 ある夜のこと、寮の祈祷室で祈っていたのですが、いくら祈っても神様からの答えを感じることができませんでした。

 きょうはもう寝ようと思い、自分の部屋に戻る途中、「神様からの啓示」という紙が貼ってあるのが目に留まりました。
 そこには、「傲慢(ごうまん)な思いや罪さえも報告しなさい、それでも私はあなたを愛する」と書いてありました。

 何度も読んだはずだったのですが、この日はストンと深く心に落ちてきました。
 神様はわが子と共有したいんだな、そこに喜びがあるんだなということを感じることができました。
 どんなところからも神様のメッセージがやってくる恩恵を感じています。

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 次回は、「良心はいつも叫んでいる」をお届けします。


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