アングル~情報戦に勝て。58
まずは宗教に関するまっとうな議論の機会を

 日本に限ったことではないのかもしれないが、21世紀は、宗教だけでも科学だけでもなく、両者を一つのテーブルに載せて議論すべきではないか。
 「マインドコントロール」にせよ、「宗教2世」にせよ、である。

 科学的根拠を主張するならば、宗教的根拠を示す機会も設けるべきである。そもそも科学と宗教を分離して考えること自体に限界があり、互いの不干渉という状態を見直すべき時に来ている。

 今回紹介するのは、世界日報114日付「記者の視点」欄の「『信仰継承』か『虐待』か 社会の宗教寛容度映す指標」の見出し記事。

 「過ぎたるは及ばざるがごとし」である。「旧統一教会(家庭連合)潰(つぶ)し」を意図した報道や政策論議はいい加減にしなければならない。日本は自由と民主主義を標榜(ひょうぼう)する法治国家である。

 家庭連合に対して、宗教に対して、まずはまっとうな議論の場を持つことをマスコミにも政府機関にも強く要望したい。

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(則)