ファミリーサポートコーチング講座

 「ファミリーサポート(FS)コーチング講座」は、文字どおり、より良い家族関係や人間関係を実現するために読者の皆さまをサポートするコーチング講座です。
 毎週月曜日配信予定です。皆さまの家庭生活、信仰生活、社会生活にぜひお役立てください。

第97回 改めて、ファミリーサポートコーチングとは①

ナビゲーター:西森 響
監修:阿部 美樹(伝道教育局)

 今回と次回は、「改めて、ファミリーサポートコーチングとは」と題して、コーチングの概要についてお伝えします。

【成長、向上のためのアプローチ】
 コーチングとは、相手の成長や向上を目指すアプローチの一つです。
 その他には、内面を把握し課題を改善する「カウンセリング」や、先輩として見本を示し助言する「メンタリング」、相手に合わせて戦略をアドバイスする「コンサルティング」、決まった内容を訓練する「トレーニング」や知識などを教える「ティーチング」があります。


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 それぞれのアプローチには特徴があります。目的に合わせてそれぞれが有効ですが、単独ではなく相互に関わり合う場合もあります。
 一般に、成長と向上を目的として相手の成長度合いに応じて、用いるアプローチを選択します。

 例えば、知識や情報が不足していたり、迷って目標設定が困難になったりする場合はティーチングが比較的有効であると言えます。
 当然そこには必要に応じてコーチングも含まれます。
 また、相手の目標設定などが明確ならばコーチングが有効ですが、各種アプローチが複合的に用いられる場合もあります。

 私たちの目指すゴールが「天一国主人へと成長し、主体的に責任が持てる人物になる」とするなら、知識を学び、教わることだけでなく、自ら積極的に行動できるよう支援するコーチングが効果的です。

【コーチングとカウンセリングの大きな違い】
 ここでコーチングとカウンセリングについて少し詳しく見ます。
 カウンセリングの特徴はクライアントの気持ちが消極的で、マイナスの状態から原因解明を通じてゼロの状態に戻すことに焦点が置かれます。
 コーチングはクライアントの心が主体的な動機でプラスの状態を維持しながら目標達成に向かうことを支援するのに有効です。さらには、マイナスからゼロへ、ゼロからプラスへ、という両方のアプローチもできます。


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【コーチの姿勢】
 コーチの語源は「馬車」です。
 コーチはクライアントに対して伴走者として対等な立場で一緒にセッションをつくります。その場合、クライアントが心を開いて本心で語ることができる信頼と安心・安全な場をつくることをコーチは意識します。
 そしてクライアントの発言に対し善悪や正誤で判断せず、評価もせず、全てを受容しながら話を聴いていきます。すると、クライアントは、自己肯定感が高まり、責任を持って自ら適切な選択を行うようになります。


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 コーチは、必要な答えは必ずクライアントの中にあると信じ、決してコーチの考えや答えを押し付けたりせずにセッションを行います。そのことにより、クライアントは、主体的な姿勢で自らの課題を解決し答えにたどり着くようになります。

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 次回は、「改めて、ファミリーサポートコーチングとは②」をお伝えします。

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