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(『祝福家庭』79号)
【第1祝福】「個性完成」

 いつでもどこでも、訓読生活!
 このシリーズでは季刊誌『祝福家庭』に掲載されている三大祝福完成に関するみ言を紹介します。

【第1祝福】
「父子関係」に関するみ言Ⅰ(1)

 神様が人間に対して願う終着点は、息子、娘に会って愛することができる場です。そして、人間が願う創造目的の終着点は、神様を父として侍り、その息子、娘として愛を受ける場です。ですから、人間は、神様の息子、娘になろうとし、神様は、人間を自分の息子、娘にしようとするのです。この二者が出会う場が、父子関係の場です。それ以上の場はないのです。


(天一国経典『天聖経』第3篇・第1章・第1節・18


 愛の中で、最も貴い愛が父母の愛です。真の愛は、直短距離を通るからです。父母の愛は、真の愛を中心とした縦的な愛です。縦的な愛は、とどまる所が一つしかなく、分けることができません。その位置を変えたときには、天地がひっくり返ります。
 どれほど能力があって、どれほど良い手段でも、垂直に訪ねてくる愛を移せば、天地が暗黒天地、地獄になるのです。これは、直短距離を通るので、垂直にならざるを得ません。これに傷をつけることはできず、これを横に移すこともできません。ただ一つしかありません。絶対的です。父子関係は、縦的関係であり垂直的な愛の関係なので、分けることができないのです。


(同 第3篇・第2章・第2節・3


 宇宙の根本は何でしょうか。始まりは愛であり、結果は父と息子です。神様は、愛を中心として父子関係を結ぶために宇宙を造りました。ですから、宇宙の根本も父子関係です。皆さんは宇宙の根本を中心として連結されています。したがって、皆さんも父になり、息子、娘にならなければなりません。


(同 第1篇・第2章・第3節・9


 父母が愛の原因ならば、その子女は愛の実であり、結実です。結実と原因は、遠く離れたところから出発したのではありません。結実と原因は、一つの場所から出発したのです。父母の愛が原因ですが、その愛の中で「私」が結実として現れたというのは、どのような意味でしょうか。父母の愛の結果として登場したのが「私」だということです。


(同 第3篇・第2章・第4節・1